イケてる航空総合研究所

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成田空港で乗り継ぎ時間が長くなってしまったら、トランジットホテルのデイユースをお勧めします。

成田でトランジット8時間

地方空港から成田乗り継ぎで北米へ。東京以外に住んでいる人が北米に行くときには、その大半が成田空港を経由しているかと思います。名古屋(中部)ですら北米路線はデトロイト行きのみ。米西海岸に行きたい場合は成田を経由しないとむしろ不便なのです。

中部からデルタ航空を使ってシアトルに行く場合、昼過ぎのANA成田行きでは乗り継ぎができないため、朝一の成田に乗らなければなりません。そうすると、なんと8時間もの乗り継ぎ時間を成田で過ごさなければならないのです。

そんなに時間があったら何しようか困っちゃう。そんな方にお勧めなのが今回おススメするトランジットホテルのデイユースなんですよね。

ただ、デイユースを行っているホテルはそんなになくて、成田空港に比較的近いホテルでデイユースをやっているところは、

  • 成田エアポートレストハウス
  • 成田ゲートウェイホテル
  • インターナショナルガーデンホテル成田

などです。相場は1人7時間で5,000円程度。普通にトランジットで宿泊しても7時間くらいしか滞在しないことだってありますので、それで5,000円というのは妥当な値段ですよね。むしろ安いとすら感じてしまいます。

今回泊まるホテルはインターナショナルガーデンホテル成田(以下、ガーデンホテルと省略)。


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成田空港からは少し遠いホテルです。成田空港敷地内にあって最も便利なエアポートレストハウスを選ばなかったのは、楽天トラベルで検索してしまったから(エアポートレストハウスは検索で出てこない)。ダイレクトにホテルのHPから予約をするならばエアポートレストハウスが一番近くて便利かと思います。

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第1ターミナル16番のバス停から

朝一のANA成田行きに乗ったので大体9時に第1ターミナル着。


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こちらが第1ターミナル到着階のバス停マップです。


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16番がホテル行きのバス停になっています。全てのホテル行きのバスがここから発着します


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各ホテル行きの時刻表も全て掲示されています。日本ってすごいですよね。バスですら時刻がビシッと決まっているからです。しかもどのホテルへも同じところから発着するため、迷うことがありません。

しかし、これが僕ら日本人の常識になってしまっているため、海外の空港に着いて「トランジットホテルなんて余裕で行けるぜ」なんて思っていると痛い目に遭うんですよ。

以下の記事は過去に中国広州で体験したトランジットホテル案件です。

flyfromrjgg.hatenablog.com


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この16番乗り場にはひっきりなしにバスがやってきます。


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バスの中は、日本人、中国人、ゲルマン系の人、ラテン系の人という混成コンフィギュレーションでした。色んな国籍の人が乗っています。

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ガーデンホテルは遠かった

ガーデンホテル行きのバスは9時台は2本。非常にタイミングよくやってきました。


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このバスはヒルトンにも寄ってガーデンホテルまで行きます。帰りもヒルトン経由です。なので非常に時間が掛ります。第1ターミナルからガーデンホテルまで行きは30分帰りは20分掛かりました。

経路はT1→T2→ヒルトン→ガーデンホテルです。帰りは逆の順路、つまり往復ともに第1ターミナルからホテルまでが一番所要時間が掛ることになります。トランジットホテルまで30分掛かるというのはちょっと遠すぎると感じました。15分程度の所要時間だとありがたいです。

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お部屋は広めの設定

9時半のバスに乗って10時に到着。


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こちらフロントです。チェックインの時は感じませんでしたが、チェックアウトのときのロビーの混雑具合は半端なかったです。中国人観光客の多いことと言ったらすごいです。

今回、予約したのは28平米のダブルルーム。田舎にあるホテルだけあって土地は豊富。なのでゆったり目に作ってあるように感じます。


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広角レンズの効果はありますが広いです。


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窓からのビューはなんと山。


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ほんまにガーデンホテルや~。


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無料飲み物は非充実で緑茶のみ。コーヒーがないのが痛いですね。


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でも1階にコンビニがあるので便利でした。

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ラウンジより圧倒的に快適

僕が今回経験したように、成田に朝着いて夕方出発するような乗り継ぎで、成田空港でのトランジットが長くなったら、思い切ってトランジットホテルに滞在するのをお勧めします。

ラウンジや空港内で過ごしてもいいんですが、やはり8時間の乗り継ぎは長すぎますよね。ベッドもトイレもシャワーもあって冷蔵庫もあってWi-Fiも繋がる完全なプライベートラウンジが5,000円で買えるんですから安いもんです。

僕、腰痛持ちなので、ちょっと横になりたい時があるんですよ。何時間もずっと座って過ごすのは無理なんです。ちょっと疲れたらベッドにパタンってなりたいんですよね。

もう一つ、特に北米行きの場合は現地の朝に到着するため飛行機に乗る前にシャワーを浴びたくなるんです。ラウンジのシャワーは特に夕方は待ち時間が長くなることがあるので、トランジットホテルでシャワーを浴びて空港に行けるメリットは非常に大きいです。シャワーを浴びて、下着も全て代えて飛行機に乗れば、現地に朝着いても「やり残した感」なく一日を過ごすことができます。

ホテル選びのコツ

非常に使える成田のトランジットホテルのデイユースなんですが、ホテル選びのコツは、なるべく近いホテルを選ぶことですかね?今回のガーデンホテルはちょっと遠すぎました。バスで移動している時間がもったいないです。もう少し近いと時間が節約できていいです。そういう意味では成田エアポートレストハウスが良いかと思います。

あとバスの時間を確認しておきましょう。1時間に1本だとかなり不便です。ただ、朝と夕方以外は本数を減らすのが普通ですので、そこは諦めざるを得ないポイントかも知れません。

それでも快適なプライベートラウンジになり得るトランジットホテル、是非よもお試し下さい。

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