羽田第3ターミナルから直結
2月半ば、羽田空港に行く用事がありましたので、ついでに1月31日にフルオープンした羽田エアポートガーデンを見てきました。いつでも百聞は一見に如かず。やはり新しい施設ができたならこの目で見ないといけません。というわけで真新しい羽田エアポートガーデンをクイックレポートします。羽田エアポートガーデンは第3ターミナル直結しています。京急を降りると改札を出てすぐの地面に何やら案内がありました。
「2階到着ロビー直結」と書いてあります。最初この表示に気付きながらも、どこに行ったらいいんだろう?とキョロキョロしまして、どこを見ても書いてないので、この地面のところまで戻りました。もっとわかりやすくエスカレータに乗る前に「2階到着ロビー直結」と書いておいて欲しいですね。つまりこの施設に行くためだけに京急の駅を降りる人がいないということなんでしょうね。
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到着ロビーの一角から
到着ロビーに上がり、周りをキョロキョロ。あ、ありました、ありました。到着ロビーと反対側に入口が見えました。羽田空港の第3ターミナルは、国際線専用のターミナル。その到着階に直結しているということは、国際線到着客を当てにしているということです。いわゆるインバウンド狙いです。
ここが入口。何だかワクワクしちゃいました。航空関係で久々のワクワクです。
右に曲がると通路が見えました。
通路の窓からホテルを望みます。ホテルまで行く通路が見えますが、この通路は単なる通路ではなくお店のある通路です。
日本っぽいお土産屋さんがあったり、スイーツを売っているお店があったり、喫茶店があったりと様々でした。
ここまで結構長い通路を歩いてきました。通路が終わって羽田エアポートガーデン本体のビルに入りました。
こちらがホテルへの入り口。ヴィラフォンテーヌ、中は2種類のカテゴリに分かれていて、部屋のグレードに応じてプレミアとグランデがあります。合わせて1,717室を誇る超大型ホテルです。
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メインビルは2階建て構造
メインの商業エリアは2階建てになっており、2階がショップ、1階がレストランという構造になっています。広い吹き抜けがとても気持ちがいいです。
ここが一番奥のエスカレータ。その奥にタリーズコーヒーがあります。右側には微かにマツモトキヨシが写っています。
僕としてはVICTRINOXしか惹かれるお店がありませんでした。先日の旅行でスーツケースが壊れたのでスーツケースを買おうかと検討中です。ノーマスクで入ってもちゃんと店員さんが話しかけてくれる素敵なお店でした。
こちらはお土産屋さん。何を見てもあまり興味が湧かないので素通りしました。外国人は何を買うんでしょうね。
1階に降りてみました。ガラガラです。行ったのは15時頃で、ご飯の時間ではないからかも知れませんが、今の客の入りだと食事の時間でもお客さんは入らないでしょう。
ただ、絵にはなります。天井を見上げるととても美しいです。
率直な感想
行ってみて感じたことを辛口で言うと、成田空港にあるような、なんちゃってジャパニーズショップや何となく日本ぽいお店が軒を連ねていて、かといって何か強烈なコンセプトがあるわけでもなく、吹き抜けだけが広くて、魅力の乏しいお店が多い。
という感じでしょうかね?
「来週、羽田空港のエアポートガーデンに遊びに行こう!」なんてことはきっと思わないレベルの商業施設でした。むしろ「来週、セントレア行こう!」の方があり得る気がします。セントレアの場合は飛行機が見えるからです。羽田のこの施設は飛行機も見えないし、どこにも羽田らしさがありません。なので、ここに行くためだけに羽田に行こうとは思いませんねぇ。
加えて、国際線の第3ターミナル直結ということで、国内線を利用する乗客はほとんど来ないんじゃないでしょうか?第1、第2ターミナルビルの方がお店は充実していますし、あちらは飛行機を間近で見られます。あえて第3ターミナルまで移動してまで行きたいお店はないでしょうね…。
ただ、1,700室のホテルがほぼ埋まるような数の外国人が来れば非常に活気づくかと思います。そこに日本らしさを取り入れた何かを作ればなおさらです。国際線到着客がぶらっと来る、または国際線前泊としてホテルに泊まる人が来る、恐らくそこに商機を見出すしかないでしょう。
今後、国際線が戻ってきたときにどんな風になるのか楽しみではあります。
おしまい。
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