名鉄を降りたら左
2019年9月20日にオープンしたセントレア第2ターミナル(LCCターミナル)。今回は第2ターミナルへの行き方を写真付きで紹介します。地元の方は「そんなもん、知っとるて(名古屋弁)」なんてことなんですが、初めて来られる方もいるかと思いますので、ここはあえて丁寧に解説したいと思います。
まず名鉄を降りると真正面に第1ターミナルは右でと第2ターミナルは左と書いてありますのですぐにわかります。
地面にもT1、T2、そしてフライトオブドリームス(787ミュージアム)の方向が示されています。上を向いても下を向いてもよくわかりますのでご安心下さい。
第2ターミナルは左です。
T2とフライトオブドリームス(Flight Of Dreams)はフライトオブドリームスまで全く同じ経路をたどります。
アクセスプラザ(名鉄に乗るところ等)出口には上に大きくTerminal2と掲げられています。
今ならこんな風にオープン広告もありますので、絶対に間違えないと思います。
セントレア公式の案内図を使わせてもらうとLCCターミナルはこんなに南側にあるのです。
第1ターミナルの一番南より南です。
一旦外の動く歩道へ
アクセスプラザを出るとそこは屋外。外を歩いてフライトオブドリームスまで行きましょう。夏は暑く冬は寒いので気を付けて下さいね。ただ、屋根がありますし幅が広いので暴風雨でもない限り濡れる心配は要らないでしょう。相手は格安航空会社、LCCターミナルですので室内だけの移動は無理です。動く歩道には第2ターミナル就航エアラインの旗が掲げられていてわかり易いです。
787ミュージアムことフライトオブドリームスが見えて来ました!
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Flight Of Dreamsに入る
ここでどうしたらよいかと言うと、フライトオブドリームスに入ってしまいましょう。(突き当りを右です)
はるばるここまで歩いてきたわけです。
ここはまだ第2ターミナルではありません。
この、LCCターミナルに行く途中に必ずフライトオブドリームスの中を通すというアイデア、誰が思いついたんでしょうね?素晴らしいと思います。
スタバが見えると「スタバでも寄ってく?」ってなるじゃないですか?もちろんスタバ以外にもレストランがたくさんあります。その商業施設の中を必ず通すことによって集客するというアイデアはなかなかのもの。今まで南の端だったフライトオブドリームスが、LCCターミナルの開業により中継地点となったわけで、これでお客さんが増えること間違いなしです。
(ちなみにターミナル1からは外のお庭を通ってターミナル2へ行くこともできます。屋根はありませんし、結構マイナーな行き方なので素人の方はフライトオブドリームスを経由した方が無難だと思います。ただ、どうしてもT1からT2まで最短距離を歩きたい方はおススメです。T1の1階に降りて南を目指すと着きます。)
撮影時は朝のためフライトオブドリームスはまだ開いていませんでしたが、ローソンだけは開いているので最低限の食糧は確保できます。ターミナル2にコンビニはありませんので、必ずここで確保して行って下さいね。もちろん飲み物くらいならばターミナル2館内で買えますのでご安心を。
そしてフライトオブドリームスを出ます。
渡り廊下を出ると、
ターミナル2に到着。写真に写っているのはオープン当日の「どですか」取材陣かと思われます。僕も取材中何度も後ろ姿が写ってしまいました(焦)。
こちらが堂々の正面玄関です。
ここから出発までの動線は以下の初便搭乗記を参考にして下さい。
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到着ロビーを出ると一瞬迷う
続いて帰り方を解説します。もちろん来るのと同じなんですが、到着ロビーを出た瞬間に一瞬迷いますのでこちらも画像付きで解説しておきますね。なお飛行機到着から到着ロビーまでの動線は以下の記事を参考にして下さい。
上の記事にもある通り、
到着は国内線、国際線ともに同じロビーに出ます。そして出口も一か所です。
ここを出ます。
なるほど、フライトオブドリームスの裏に出ます。前の大きな建物がそれです。
迷うのが、果たしてここからどうやってフライトオブドリームスに入るのかということです。
ドアを出たところ。この写真だと左ですが、出口を出て右手にスロープがあり途中で折り返しているのが見えますが、そのスロープを上るのがまず一つ目の方法。ただしスロープは非常に長いです。
それが嫌な場合は到着ロビーを出て左手(写真では真正面)のエレベータに乗って下さい。
ちょっと寄り道
せっかくなので寄り道して帰りましょう。到着ロビーを出て右側に歩いて行くとTerminal2と描かれた大きな壁が見えます。
第2ターミナルって簡素な造りなんですが、よく見ると重厚感があってカッコいいですね。
さらに奥(南の方)に進んで行くとLCCターミナルのエプロンが見えます。この日は雨が降っていたので突き当りまでは行っていませんが、国内線側に停まる飛行機を眺めることができますよ。
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スロープで上がる
さあ戻ってスロープで2階に上がってみましょう。うわ、長い。とにかくターミナル2は長いことが特徴です。コストを下げるため動く歩道を一切使っていないことが影響しているかと思います。
やっと2階に着きました。ここを左に曲がります。
これで出発ロビーの入口に着き、あとは来るときと同じです。
画面右側の光っている一直線の通路がアクセスプラザへの道です。
フライトオブドリームスが開いてました。ここで787に感動しまくって、お金を落として帰っちゃうわけですね。でも、ここ、ホント素晴らしい施設なので、一度立ち寄ってみて下さい。787の実機を見ると本気で感動しますよ。
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動く歩道が大渋滞する問題
ターミナル2に飛行機が到着してから到着ロビーまでが非常に遠いのは前回記事で紹介した通りです。さらに到着ロビーに着いてから名鉄に乗るまでも遠いです。かなりの距離を歩きますので特にお子さん連れ、お年寄りの方は心の準備をお願いします。
これを回避するためには車で来て、なるべく南の駐車場に車を停めるのがコツかと思います。歩く距離が全然違うはずです。
そしてここからが問題。
フライトオブドリームスからアクセスプラザ(名鉄駅)までは動く歩道があるため、そこは早く進めるかなと思いきや。
皆、動く歩道で止まる
んですよ。誰も片側を空けないので大渋滞です。
セントレアをよくご利用の方は思い出して下さい。第1ターミナルの動く歩道は結構皆さん速足で歩きますよね?片側を空けずに止まったら、イカツいビジネスマンに煽られるじゃないですか。
しかし、セントレアの第2ターミナルから帰る人達はその逆のパターン。手荷物を受け取った後ですので大きなスーツケースを持っているという理由が大きいと思います。そんな人達でも片側を空けて縦に並ぶこともできると思うんですが、「あー疲れたー」とばかりに皆、2列で止まってしまうのです。きっと片側を空けるところまで気が回らないんじゃないかなぁと想像しました。
これは驚きでした。僕は動く歩道を諦めて、普通に歩いてアクセスプラザまで行きました。
急いでいる人はむしろ動く歩道に乗らない方が早いです。本当は動く歩道でサクサク進みたいんですが、到着客が集中する時間帯はできないと思った方がよいでしょう。
この問題、出発時には感じませんでしたが、皆スーツケースを持っていることを考えると、事情は同じ可能性が高いです。
そんな方に朗報。歩かずに済む方法はバスに乗ること。行先は限られますが、ターミナル2の到着ロビーを出た真ん前にバス乗り場があり、一切歩かずに空港を出られます。
栄、伏見、名駅まで1時間に1本というのは少ないですが、ミュースカイとほぼ同じ値段で名古屋の中心街まで行けます。(名古屋駅の名鉄バスセンターまでは大人1,300円、子供650円です。ちなみにミュースカイは名鉄名古屋まで特別料金込みで1,230円)
遠いけど利用価値は大きい
セントレア第2ターミナル(LCCターミナル)への経路は長いです。出発ロビーから飛行機までも遠いです。そのことだけは利用する前に知っておいて欲しいと思います。知っているだけでだいぶ心が軽くなりますから。それでもLCCは安いので利用価値は大きいと思います。国際線の施設使用料が半額(2,620円→1,300円)になるとかそういう特典もあります。詳細はこちらをご覧下さい。
まぁ普通に考えたら、例え歩く距離が長くてもLCCの方が安いので、距離に関係なく使う人は使うんですけどね。第1ターミナルでもスポットによってはかなり歩きますので、さほど変わりないと言うこともできます。
今回はいつもひいきにして頂いているセントレア様の顔に泥を塗ることを承知で、かなり本音を書きました。これ以上、言うことはありません。長いとか遠いって言い過ぎたかも知れませんが、「なんだ、意外と近いじゃん」という風に思う人もいるかも知れませんから何とも言えないと思います。
まぁいっぺん使ってみやー
ってことですね。百聞は一見に如かず。当たり前ですが、一度使ってみると全てがわかりますよ。
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