イケてる航空総合研究所

ビジネスクラス搭乗記、弾丸旅行のノウハウ、マイルの使い方、貯め方、航空事故の真相などなど。

満席のトリプルセブンなんて乗るもんじゃない【新千歳=羽田のイライラ物語】

殺伐とした羽田行き搭乗ゲート前

エバー航空に乗るために仁川から台北経由で新千歳入りしました。これから名古屋に帰るために一旦羽田と伊丹を経由し、最後は新大阪から新幹線に乗り継ぎます。変な旅程ですが、同じマイル数でたくさん乗れるならどれだけでも経由するのが僕のやり方です。

新千歳=羽田便は16時半発の便を取りました。前便変更に予想以上の時間が掛かったため、1時間半も乗り継ぎ時間があったのに、ギリギリの時間になってしまいました。


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「既に搭乗が始まってるかな?」と思ってゲート前に来たんですが、少し遅れているようで、乗り込もうと思っている乗客たちがゲート前でゴタゴタになっている状態でした。

このイライラ感、ハンパないです。

写真では伝わりにくいですが、すんごい殺伐とした雰囲気なんですよ。

何故こんなにゲート前がゴタゴタするかというと、上級(エリート)会員の優先搭乗があるからです。搭乗時刻が近づくと、我先に乗り込もうとするエリート乗客たちが列をなすことに加え、優先搭乗を知らない素人乗客たちが「もう並んだ方がいいんじゃないか?」と焦ってやって来るので、このような無秩序な群衆ができるわけなんです。

エリート乗客たちは結構秩序立って並んでいるつもりなんですが、並んでいる周辺に一般客がゴタっと集まってくるので何だか秩序立っていないように見えます。


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正面からだとわかりにくいですが、機材がトリプルセブン(ボーイング777)だからなんです。機材のせいにするのは良くないかも知れませんが、名古屋(中部)線に使われるキャパシティが1/3くらいの737だとこのような殺伐とした雰囲気はなりませんので、やはり根本原因は機材がトリプルセブンだからということになります。

新千歳-東京線はエアドゥ運航便以外はほとんどがトリプルセブンによる運航です。200型と呼ばれる標準タイプで乗客数が405席、長い300型となると500人を超える乗客数になります。

3-4-3配置にうんざり

搭乗が始まるとすんごい数のエリート会員たちが搭乗します。400人の乗客のうち20%くらいがエリート会員なんじゃないですかね?この便はほぼ満席で、100人近いエリート会員が乗り込んで行く様子が見られました。

僕も早く機内に入りたい派なので、その波のかなり後ろの方について乗り込むわけですけど、今回は普通席の利用ということで、シートの狭い満席のトリプルセブンの洗礼を受けました。追い追いお話ししていきます。


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トリプルセブンではNo.1ドアとNo.2ドアの2か所から搭乗します。乗客を分散させる意味があります。


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キャビンの真ん中辺りです。トリプルセブンの座席配置は3-4-3。ジャンボと呼ばれる747と同じ座席配置ですが、胴体径が747よりも狭いのに同じ配置ということは、それだけシートの幅が狭くなっているということですよね。


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3-4-3の座席配置にうんざりしながらもキャビンをまっすぐ進みます。

一応座席はコンパートメントでの最前列ということで、自分の前に座席がない席を選んだんですが、それでも隣との間隔が狭いこと…。肩が触れ合うくらいの狭さになると、何となく体が斜めに傾いてしまいますね。最近はマイルを使ってビジネスクラスにばかり乗っているので、エコノミークラス(普通席)ってこんなに狭かったっけ?という印象を強くしました。

とにかく不機嫌な機内

最初に乗り込めばスムーズに乗り込めますが、最後の方に乗ってきた乗客は、荷物を棚に上げる乗客が通路をふさいでしまうので、通路上で立ち往生してしまいます。

テメーはやくどけよー。

と言わんばかりの不機嫌なサラリーマンが、黙って事が終わるのを待っています。

そんな光景が搭乗開始後15分くらい続くことになります。同様の現象は737などの小型機でも起こりますが、737よりもうんと広いトリプルセブンで起こると、やはり規模が違ってうんざりしてしまいますよね。

座った後、機内を見渡すと、天井が高いのはいいんですが、どこを見ても頭、頭、頭、顔、顔、顔、という光景は何だか嫌なもんですね。息苦しさを感じざるを得ません。人口密度の高さからくる「広いのに狭い」という妙な感覚です。

飲み物サービスもすごく機械的な感じがします。とにかくたくさんの乗客に配らなきゃいけないので、CAさんはテキパキとこなして行きますが、乗り慣れたオジサマたちが発する「コーヒー!ブラックで…。」みたいな冷酷で横柄な言い方が、モチベーション高く入社した若いCAさんたちを疲弊させていくような気がします。「心の疲弊を見せないCAさんたちは偉い!」と尊敬の念を持ちますが、どんな言葉を浴びせられても笑顔を振りまく彼女たちが可哀想にも思えてきました。

降りるときもすごいです。ベルトサインが消灯すると、皆が一斉に立ち上がり、上の棚の荷物を取り出して我先にと前の方に詰め寄ります。最後の方に乗り込んだ人達は自分の上の棚が埋まってしまっていることがあるので、空いている棚まで移動することになり、そこでまた「スイマセン、スイマセン、通して下さい」みたいな押し合いへし合いが始まります。

そして順に降機するわけですが、後ろの方に座ってしまうとなかなか前に進めません。荷物を降ろす乗客で通路をふさがれて、早く出ようにも出られないんです。ビジネスマン達が前方通路を選ぶ理由がよーくわかります。

とにかく乗る前、搭乗時、飛行中の機内、降機時の全ての場面で「不機嫌な光景」を見せつけられたんです。

正直なところ、

満席のトリプルセブンなんて乗るもんじゃない

って思いました。

僕が常々感じている「飛行機は楽しいものという」概念が完全に吹っ飛んだ感覚を覚えました。もちろん737クラスの飛行機でも窮屈ですが、広いはずのトリプルセブンに高密度で詰め込まれた、あの矛盾すら感じる窮屈感は、737以上のものがありました。

乗客数の少ないトリプルセブンは快適だと思いますが、満席のトリプルセブンは酷いもんです。

トリプルセブンの普通席はちょっと避けたいなぁと思った新千歳=羽田線でした。


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