イケてる航空総合研究所

ビジネスクラス搭乗記、弾丸旅行のノウハウ、マイルの使い方、貯め方、航空事故の真相などなど。

エアアジア・ジャパン初便搭乗記【セントレアから札幌(新千歳)へ初就航】

2年遅れの再就航

2017年10月29日、新生エアアジアジャパンが中部セントレアから札幌(新千歳)に就航しました。初便となったのは7時35分発のDJ1便(機体番号はJA01DJ)。

当初は2年前の2015年に就航を果たすはずだったんですが、運航体制が整わないとか何とかで随分と遅れてしまって結局、2017年の10月末になってしまったんですよね。でもちゃんと就航してくれて嬉しいです。


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(ゲート通過後に撮影)

新生エアアジアジャパンは日本で5番目のLCCに当たります。1番目はピーチ、2番目はジェットスタージャパン、3番目は旧エアアジアジャパン(現バニラエア)、4番目は春秋航空日本、そして5番目が新生エアアジアジャパンなんですよね。

「同じ名前のLCCが少し前に合ったんじゃなかったっけ?」という方はよくご存知で…。上にも書いた通り、昔あったエアアジアジャパンはANAと資本関係を結んでいたものの、経営方針を巡って意見の食い違いがあり、最終的にはエアアジアジャパンの全株式をANAが買い取ってバニラエアにしてしまいました。

今回のエアジアジャパンは母体こそ同じものの、全く別の会社です。マレーシアのエアアジア本体を初めとして、楽天、ノエビア、アルペンなどが出資しています。エアアジアにとって日本は再挑戦の場になるわけです。

果たして生まれ変わったエアアジアジャパンは日本の空で再び生きて行けるのか。注目が集まります。

チェックインカウンターは一番端っこ

必ず隅に追いやられる。これがLCCの運命です。でもセントレアの端っこはそんなに遠くないので安心ですね。


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当日はこんな風に尾翼型のフラッグがウィンドウに大きく掲げられていました。カッコイイ!!!


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カウンターは意外と閑散。荷物を預ける人は少ないのかも知れませんね。というか来た時間が早過ぎるのか…。


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チェックインのやり方については後日改めて記事にします。僕は時間節約のためWEBチェックインを行い、家でプリントした紙を持って行きましたが、「本当にこれでいいのかと?」チェックイン機の操作をしていたお姉さんに尋ねたら、もう一度搭乗券を出してくれました。どうやらミシン目の付いた紙の方が便利なようで、それを出したかったみたいです。


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そして足早に搭乗口へ。セントレア国内線のトップバッターはエアアジアジャパンです!同時刻に色々とありますけれども…。

予想以上に盛大だったセレモニー

初便の醍醐味と言ったらセレモニー。初便で一番盛り上がる瞬間です。


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僕が着いたのはセレモニー開始の6時半ちょうど。もうこんな感じでドサっと報道陣たちが集まっていました。


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最前列はもう取れません。2列目でおとなしくします。

エアアジアジャパン社長の秦(はた)氏、中部空港長の船山氏、そして中部国際空港社長の友添氏の順で挨拶が行われました。


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エアアジアジャパン社長秦(はた)氏。


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中部空港長の船山氏。「空港長と言えども飛行機はタダではない」という冗談が笑いを誘いました。そして船山氏は札幌出身だそうで、この初便の就航でお母様に会う機会が増えそうだというコメントがありました。LCC就航時の教科書的なコメントですね(笑)。


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そして最後は中部国際空港の友添社長。福岡出身だそうで、是非とも福岡にも就航して欲しいとおっしゃっていました。空港長と社長は「自分の地元に飛んでくれて嬉しい」、そして「自分の地元に飛ばせ」って話で掛け合い漫才みたいに面白かったです。


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最後はテープカットで締めくくられました。写真撮影の時間を設けてくれたのが嬉しかったですね。


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搭乗ゲート前に掲げられた看板が初便!って感じで好きです。

この日の2日前に就航記念レセプションが行われているので、派手なセレモニーはないかな?と思っていたんですが、かなりちゃんとしたセレモニーでびっくり。なかなか気合が入っていました。

搭乗まで写真撮影大会に

セレモニー終了後は関係者の社交会、そして写真撮影会となりました。


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ちょっとだけホッとした空気が流れます。


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セクシーなお姉サマ達を取り囲んで皆さん写真を撮りまくります。よく考えてみるとここまでクルーが表立って出てくるエアラインは他にありません。確実に男性目線で動いているエアラインです。


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飛行機のポーズをされたりなんかしたら大興奮ですね。しかし、はっきり言ってエロオヤジのための撮影会です。

このお姉サマ達を遠慮せずに撮れるのは初便しかないので、皆さん初便に乗られてるんですよね???


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エアアジア本体っぽい人もいて、既にグローバルなエアアジアを象徴している感じでした。

いよいよ搭乗開始

出発時刻は7時35分。搭乗開始は7時10分頃でした。


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お姉サマ達が記念品を渡してくれます。


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このキャラクター、東山動物園のズーボというキャラクターみたいです。


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ゲート前でチェックイン時にもらった紙の下の方を切り離してくれます。フルサービスキャリアみたいに「ピッ」なんて洒落た方法はありませんのでご了承下さい。


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お偉い方々が整列してお見送り。


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そしてボーディングブリッジではこんなお出迎えも。

LCCのイっちゃてる感じが好きです。「それ以上やったら品がね~だろ!」というところまで行っちゃうところが楽しいですね。猫の耳とかフルサービスキャリアじゃあり得ませんしね、普通。


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機内1列目は特別な席。赤いヘッドレストカバーが付いている座席はホットシートと言ってちょっとだけ高い座席です。最前列は900円が別途掛かります。ただし普通の席でも最低400円の指定料が掛かりますので500円の追加料金で乗れるといった方がよいかも知れません。


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後ろの方は赤いカバーなしの黒いシート。ザ・LCCという感じのチンケなシートが並んでいます。というわけでもなく、さすがに新品とあってシートはとてもきれいでした。


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一番後ろから。LCCは狭いと言いますが、身長170センチ程度の僕なら、特に問題なく過ごせます。往路で乗ったエアドゥとあまり差を感じませんでした。


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僕が座ったのは後ろから4列目の28Cです。初便では機内の様子がわかるように後ろの方に座るのがコツです。


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外はあいにくの天気なんですよねー。旧エアアジアジャパンのときも雨でした。何故かエアアジアジャパンは雨での船出になります。


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機内に入り、早速記念品を開けてみました。栄養ドリンク「眠眠打破」とかが入っていてウケました。これ、どうやらエアアジア会長トニーフェルナンデス氏のお気に入り栄養ドリンクらしいです。今日の初便はみんな早起きで寝不足気味だと思いますので、ちょうど良かったんじゃないでしょうかね?

あと丸いステッカーが気になりますが、これ、裏側を撮れば良かったです。裏側が搭乗証明書になっているんですよね。ちょっと失敗しました。

その他、ノエビアが出資しているとあって、豆乳イソフラボンの化粧品、小さくてわかりにくいですが地元常滑の大蔵餅のあんこのお餅、ボールペンなどが入っていました。その他は機内誌や広告です。

乗り込んだ機内では「ちはやふるぅぅ♪」というPerfumeの曲が流れるなど、とてもポップな雰囲気。何だかウキウキしちゃいました。LCCって自由でいいですよねー。

そして外から?ボーディングブリッジから?は「フォー!」という叫び声が断続的に聞こえてきます。このノリの良さは一体何なんでしょう?日本らしからぬ雰囲気に、「やっぱ、エアアジアだな」という思いを強くしました。マレーシアのノリノリの血がかなり入っています。

25分遅れで出発

定刻7時35分のところ、8時ちょうどにプッシュバック、8時10分離陸。どうしても初便は遅れます。みんな機内に入ろうとしませんし、あちこちで渋滞が起きてますから。

本日の乗客は166名らしいです。180席仕様ですので満席の出発とはなりませんでした。残念!!!

僕、通路側だったので特に窓の外を撮っていませんので今回は機内の様子だけでお楽しみ下さいね。

皆さんクルーの撮影に必死です

エアアジアの特徴はクルーがまとうセクシーな制服。赤くて超細身のスーツ姿は、男ならばやっぱりグッときちゃいますよね。


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セーフティデモの姿を撮ろうと思ってもちょっと遠いんですよね。23~25列目くらいがちょうどいいかも知れません。


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なんとなく挑発的な感じがする制服なんですが、見た目とは裏腹な丁寧なサービスと素敵な笑顔でした。


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そんなクルーを何とか撮ろうと、なんかエロオヤジ的な絵。


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やっぱりエロオヤジ(のための)撮影会みたいになりますよねー。

皆さんお尻を追いかけまくりで…。それに便乗して僕も撮りまくってましたが。

ご当地メニュー「きしボナーラ」をオーダー

機内サービスが始まりました。


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毛布の配布でしょうかね?オーダーする人いるんですね。

そしてお楽しみは食事。LCCではミールと飲み物サービスはありません。しかし有料で軽食が食べられます。シートポケットに機内販売のメニューも入っていますので、そちらをご覧下さい。


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メニューブックです。


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前回のエアアジアとの違いは、当初からご当地メニューを出してきたところです。きしボナーラなんてメニューを作っちゃうところとか、旧エアアジアに比べて改善されてますよね。ピーチやバニラはご当地メニューで成功してますので、それを参考に仕掛けてきたんだと思われます。

きしボナーラとは、もう説明する必要もないかもしれませんが、名古屋名物きしめんとカルボナーラのコラボ麺です。やっぱりこういうご当地ものをオーダーしないと気が収まりません。もちろんWEBでオーダー済みです。850円と書いてありますが、WEBで予約すると100円引きの750円でした。WEB予約がお得です。


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カートサービスが始まりました。後ろからかと思いきや、真ん中からスタートしたので、僕のところに来るまでに時間が掛かりました。


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やっと僕の席にと思いきや、A席の方に声を掛け、、、、


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「あ~~~。お客様でしたね、大変失礼致しました。いけてるこうくう様でしょうか?」と。「はい、僕です。」というやり取りがありまして、なんとかオーダーした「きしボナーラ」が出てきました。


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「お待たせいたしました」ととても素敵な笑顔でお受け取り。ただこの時、名前確認のため搭乗券の提示を求められたんですが、どこを探しても搭乗券がありません。仕方なく「免許証でもいいですか?」と言ったらOKでしたので、とりあえず名前がわかるものがあればそれでいいようです。でも搭乗券はなくさないように取っておきましょう。


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こちらが「きしボナーラ」蓋つき。


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じゃじゃーん!!!

きしボナーラ、どうでしょう?!!!


【優等生コメント】
いやー、カルボナーラときしめんのコラボ、全く違和感なく受け入れられますね。味はしっかりしていてホント、カルボナーラを食べている気分です。パスタでも同じような麺がありますが、名古屋人にとって麺がきしめんになるなんて夢みたいです。


【ヤンキーコメント】
なんだよこれっ!麺が伸び伸びじぇねーかよ。しかも量が少ないっつーの!やっぱLCCのメシってこんなもんだよな。これで750円はちょっとたけーよ。まぁ記念に食べとくかってレベルかな?


さてどちらのコメントを信じるかは読者の皆様にお任せ致します。でも味はハッキリしていて、カルボナーラの味がちゃんとしましたよ。

9時10分頃、大きく機体が揺れて機内販売は中止に。僕、ギリギリ間に合ったみたいです。客室乗務員も着席してしまい、事前予約したのに受け取れなかった人は返金処理をしてくれるみたいです。これ、初便では毎回起きることです。みんな慣れっこなので特に揉めごとみたいなことは起きませんでした。

まとめ

新生エアアジアジャパンに乗って思ったことはですね。率直に言うと、だいぶジャパンカスタマイズしてきたなというところです。クルーの態度は極めて丁寧。制服こそ挑発的なものの、物腰はとても柔らかいです。しかも機内メニューも日本的!旧エアアジアは、もっと威圧的で本国のままのサービスだったような気がします。初便だからみんな頑張っているということもあるかも知れませんが、今日のクルーは全員素晴らしく丁寧でした。


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そして笑顔で降機しました。


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日本の国旗を掲げたエアアジアジャパンは日本のエアラインとしてちゃんと色を出していたように思います。

最後に。

日本での再出発を果たした新生エアアジアジャパンですが、二度目ということで二度と失敗できないんですよ。今度失敗したら日本の空からは永遠に退場になってしまうと思います。

日本のLCCの中で、ANAやJALの資本提携を受けない会社は春秋航空日本とエアアジアジャパンのみです。LCC一番手のピーチはANAと付かず離れずの関係でも、日本のエアラインの血が少なからず入っていますので、うま~く日本色を出していて、大成功を収めています。一方、日本のエアラインと提携していない春秋航空日本は結構苦戦していると聞きます。「郷に入れば郷に従え」ということなんでしょうか、郷のルールを知っている者が勝っているということですよね。

果たして新生エアアジアジャパンは上手くいくのか。今日の初便に乗った感じだと、再就航とあってだいぶ改善されていたように思うのですが、アジアのノリノリ的な要素も大いにありましたので、まだまだ油断はできないところです。日本人は丁寧なサービスを好みますからね。

運のいいことに、今回はセントレアに拠点を置いてくれたので、この僕がエアアジアジャパンの行く末をウォッチできるわけです。いや~ラッキーですねー。最短で4ヶ月以内に台北に飛ばすとか、エアアジアXのクアラルンプール線を再開したいという発言も出ていますのでこれからの成長を見ていくのがとても楽しみです。

まずは今後の展開に期待しましょう。何はともあれ、今日のところは就航おめでとうございます!ということで本日の搭乗記を締めくくりたいと思います。


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