イケてる航空総合研究所

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コロナがいつ終息するのか知りたくて色々計算していたら絶望した⤵【コロナを終息させる2つの方法とは】

本記事は医学的な知識ゼロの航空マニアが、にわか仕込みの知識で書いた記事です。あくまでも素人の一つの見解としてしか意味を持ちません。情報の正確性や分析の妥当性を保証するものではなく、今後の未来を確実に予想するものでもありません。

全ての不安の行き着く先

新型コロナウィルス感染拡大によって、全世界の人が今、色々な不安を抱えながら生きていると思います。

人々の不安は本当に人それぞれで、例えば航空ブロガーの立場からすると、いつ海外旅行に行けるようになるのか、保護者の立場からすると、いつ学校が再開されるのかとか、会社員の立場からすると、会社の業績がどこまで悪くなるのかとか、個人投資家の立場からすると、いつ株価は底を打つのかとか(=既に打ったのか)。立場によって全く異なる不安が頭をもたげているわけです。

そんな不安の種類は数多くあれど、結局全ての不安の元凶は、

コロナがいつ終息するか

ってことなんですよね。目下、不安があり過ぎて一体何が原因なのかよくわからなくなってきていますが、よくよく考えてみると、人々はコロナウィルスの終息時期が読めないことに苛立ちを抱えているだけなんです。

コロナ終息の形は2パターン

この数日色々と調べ物をして、玉石混交の情報の中から確からしい情報を集め、自分なりに咀嚼しているところなんですが、このコロナが世界中に拡散してしまい、ほとんどの先進国が感染爆発状態の今、また、航空便が再開されて、世界が再び以前のように繋がりを強めようとする今後も、コロナの終息の形は以下の2パターンを取るしかないと思っています。

人々が免疫を持つこと

または、

治療薬が開発されること

です。

免疫を持つことには2つの方法があり、それはワクチンによって免疫を持つことと、自然に感染して免疫を持つことです。

免疫と言っても人類全員が免疫を持つ必要はなく、集団の全員でなくても一部の人が免疫を持てば、それ以上の感染が抑えられる集団免疫という考え方を用います。これはワクチンでも自然感染でも同じです。(4/14に感染しても免疫ができない例があると報じられています。)

一方、治療薬が開発されるパターンは文字通りそのままです。治療薬があればこの病気は一気に怖くなくなります。治療薬が効かない場合もあるため、一定数の死者は覚悟しないといけませんが、今よりはうんとマシになるため社会は感染を許容してくれることでしょう。いち早い開発、そして認可が求められます。

このどちらが早いかと言うことになります。じゃあ今、世界でやろうとしている

ウィルスを抑え込むこと

はどうなのか?というと、僕は非常に懐疑的です。

新型コロナウィルスにはまだ国民の0.005%しか感染していないんですよね。この状態で集団免疫があるとは思えないですし、仮に日本だけで局所的に抑え込みに成功したとしても、外からの感染者により絶対に再び感染拡大が起こることは避けられないと思うからです。これはどの国にも言えることです。

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緩い日本で抑え込みは不可能

日本では大都市圏を中心に緊急事態宣言が出され、外出を自粛せよと言われているわけですが、これが持つ意味は「ウィルスを抑え込むこと」ではなく、「医療崩壊を起こさないこと」にしか意味を持ちません

緊急事態宣言後に言われていることは、他者との接触を8割減らせと言うことなんですが、8割減でなぜウィルスを抑え込むことができるのかというと、非常に簡単に説明ができます。テレビでもTwitterでも解説がなされているので、ここでも説明しておきたいと思います。

このウィルスを持つ感染者1人がどれだけの人に感染させるかという基本再生産数(R0)は2.5と言われています。1人の感染者が平均的に2.5人に感染させるという意味です。

基本再生産数2.5に0.4を掛けてみて下さい。1になりますよね。基本再生産数が1になれば感染拡大は止まります。1人の人が1人にしか感染させないからです。この状態になると感染者は増えません。個人に注目すれば感染者が移り変わっていくという意味で増えますが、全体的に見れば感染者数は増えなくなります。

ここで2.5に掛けた0.4は何を意味するかというと、会う人を6割減らした結果の4割(0.4)です。でもR0が1だと増えはしないが減りませんので、0.6より大きな数字が必要です。わかりやすい整数が必要ならば0.7でないといけません。しかし、不確実性を考慮し、また7割よりも8割の方が早く終息するため強めの設定としているのです。

こちらの図を見て下さい。接触頻度減の効果を考慮しつつ10,000人の感染者が他の人に感染させて行く様子を表したものです(あくまでもイメージ)。

単純化するため、人に感染させると自分は治り感染者ではなくなるものとします。横軸がステップ数(次の人に感染させるの1ステップと数える/1ステップ=1日ではない)、縦軸が感染者数です。


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どうです?6割減では感染者数が全く変わらない様子が、7割減と8割減では大きく減るものの減り方が全然違う様子がわかると思います。8割減の場合、2ステップ後には感染者が1/4くらいに減るのです(あくまでも単純化した際のイメージ)。一方7割減では2ステップ後にはまだ半数以上の人が感染しています。政府はこのイメージで8割減を目指しています。

でも、これ絶対にうまくいかないような気がします。あくまでも理論上であり、全員が8割減を実現できた場合であるからです。平均6割減を達成できたとしても感染者数横ばいしか達成できないのですから…。

つまり日本のような緩い外出自粛では8割減を実現できず、つまりウィルスを抑え込むことは無理で、可能な限り接触機会を減らすことで、新規の感染者を減らし医療崩壊を防ぐ効果しかないと僕は考えます。

ちなみに他の国で外出禁止令を敷いているところでは、8割減を実現できる可能性が高いです。そのような国では抑え込みに成功するかも知れません。しかし、これは脆い安定でしかなく、他国から無自覚な感染者が流入してきた途端に崩壊するはずです。

今各国で行われているウィルスを抑え込む政策は、単に感染者数を初期値に戻してやり直す方法にしか過ぎないと思えてくるのです。

ただ1つ、どうやらこのウィルスは熱帯ではあまり猛威を振るっていないため、北半球が本格的な夏になれば弱体化するかも知れません。従って夏には一旦終息、しかし再び秋、冬となると猛威を振るう可能性が高いです。

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今は集団免疫しか解決策はない

となると、治療薬がまだない状態、たとえ治療薬があったとしても全人類に生き届かない状態では(非常に時間が掛かると思います)、とにかく人類が免疫を獲得していくほかないわけです。

集団免疫は先ほどの基本再生産数(R0)と同じで、6割接触減(=4割接触)でR0が1になる(2.5×0.4=1)のと全く同じ理屈が使われます。集団の6割以上が免疫を獲得すれば、その人達には感染せず、1人の感染者が他人に移す再生産数R0が1以下となるため、感染が拡大しなくなるという考え方です。

日本の人口は1億2千万人なのでその6割は7,200万人。これだけの人数が免疫を持てば、感染拡大をやっと止めることができます。4月14日時点の感染者数が7,600人なので、そのザっと1万倍。集団免疫を獲得するためには、気の遠くなるような感染拡大が必要なんです。

それはあくまでも自然に感染させた場合なので、ワクチンが開発されてそのワクチンが世間に行き渡れば容易になります。しかし、これも治療薬と同様に時間が掛かるでしょうね。

ということで、治療薬もワクチンもない状態では、とにかく自然感染を増やして集団免疫で止めるしかないということになります。でも、今のスピードで自然感染を行き渡らせてしまうと医療崩壊を起こしてしまうため、マイルドに感染させていくことが必要になります。

今、日本が7都道府県のみに緊急事態宣言を出して、緩い外出自粛で済ませているのは、日本ではまだ医療崩壊をしておらず、医療崩壊を起こさないギリギリのところで感染者を増やしたいからかも知れません。

外出自粛を外出禁止にレベルアップさせてしまうと経済活動がストップするため、日本政府は経済を回しつつ医療崩壊しない程度に感染者を増やすという戦略を取っているようにも見えてきます。もしそうだとすれば非常に賢い戦略です。いや、さすがにそれは間違ってますかね?

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長期戦になるのは確実か

ただ、今の方法では、集団免疫を獲得するという観点からすると感染ペースがあまりにも遅いため、これはかなりの長期戦になるだろうなと予想ができます。

先ほどの話に戻ると、日本では集団免疫に必要な感染数は7,200万人でしたが、仮に日本の医療が1日2,000人の感染に耐え得る状態だとすると、7,200万人に感染させるのには3,600日掛かります。およそ10年です。1日2,000人の感染増でも10年掛かるんですから、いかに自然な形で集団免疫を作っていくかが難しいかがわかります。

間違いなく1~2年で済む話ではないことがわかるかと思います。もちろん早期に治療薬やワクチンが開発されればこの限りではありませんが、それでも1~2年は確実に掛かるでしょう。有効な治療薬やワクチンに対し治験を行い有効性を実証した上で、承認の手続き加え、世界で必要な量を生産流通させるのに相当な時間が掛かると想像できるからです。

そうすると、このコロナ感染を終息させるためには、当面(1~2年以上)、感染者が減れば自粛を解除し増えれば再び自粛を行うという方法しかないような気がしています。

先にも書きましたが、強い接触規制によりウィルスの抑え込みに成功した国があったとしても、外国からの渡航者により再び感染拡大する恐れがありますので、各国の往来はかなり慎重にならざるを得ません。個人的に関心の高い航空業界も同様に、再開/運休を繰り返して、数年かけて正常な状態に戻していくしかないように思います。

突如として正常な活動に戻し、爆発的な感染拡大を容認して一気に集団免疫を獲得するという方法も可能かも知れませんが、かなりの数の犠牲を覚悟せねばならず、人道的な観点からそんな荒治療はできないでしょう。となるとはやり、医療崩壊を起こさない程度にマイルドに感染者を増やしていき、治療薬やワクチンが開発されるのを待つしかないことになります。

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総まとめ

ここまで色々と書いてきましたが、簡単にまとめると、コロナを終息させるには免疫を獲得するか治療薬を開発することしか解決策がありません。(免疫獲得はワクチンか自然体のどちらか)

つまりワクチンか治療薬が開発されるまでは自然体で感染を広め集団免疫の素地を作るしかありません。10%の人が免疫を持つだけでも感染ペースの鈍化には繋がります。しかし、この過程では医療崩壊が問題となるため、自粛、解除、自粛、解除を繰り返すことになります。

ウィルスを抑え込むことは不可能で、ボーダレスに繋がった世界では、感染者数を初期値に戻す程度の効果しかなく、結局は集団免疫を獲得するまで繰り返すしかありません。

大体こんなところです。こうなると、

もう絶望しかない

ですよね。ワクチンや治療薬の開発がいかに重要かということなんですが、それでも数年は掛かると思います。

つまり皮肉なことに感染を拡大させることが感染を抑制することにつながるという矛盾と戦い続けなければならないのです。

どこかに欠陥がないかな

これを書いていて、僕は本当に絶望的な気持ちになっています。好きな飛行機には乗れない、旅行には行けない、子供だって学校に行けない、仕事がどうなるかわからない、正直むちゃくちゃ不安です。

でも、僕が上に書いてきた理屈にはどこかに欠陥があるはずです。だって、人類は過去に発生した疫病を幾度となく乗り超えてきたじゃないですか。過去の例はもっと早く終息していますよね。最近で言えばSARSとかMERSとか新型インフルとか。何故今回だけ上手く行かないんですか?いや、絶対に上手く行くはずです。

過去の流行とは時代も規模も違うんでしょうか?僕の理屈のどこに欠陥があるんでしょう???

なんだか変な結論に到達してしまい、

むっちゃ不安です。

(この理屈の欠陥がわかる方がいらっしゃいましたら是非教えて下さい。)

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