始まったコロナ格下げ論
あまりウケの良くないコロナ関連の記事をまた書きます。ちょっとぶっ飛んでるかも知れませんので不快になりそうな方は読まないで下さい。最近、テレビでもネットでも「コロナへの過剰反応」に苦言を呈する意見が増えてきたように感じます。特にコロナの分類についての議論が始まったのは素晴らしいことですね。
(毎日新聞記事より)
この分類、異常ですよね。
コロナがエボラと一緒かよ。
って誰が見てもおかしいのに、未だにコロナを最重要な感染症に位置付けるのは狂っていると思います。(エボラは諸説ありますが、致死率が90%に達することもあります。)
「コロナが奪う命が一番重い」という意識こそがこの騒動を大きくしているわけで、コロナの分類をインフルレベルまで下げて、過剰な医療をなくせば医療関係の負担は劇的に軽くなるわけです。医療が逼迫するから県境を越えて移動しないでというのはこの分類から来てます。実にバカげてます。
普通の肺炎で年間10万人程度が亡くなっているのに、何故コロナ肺炎だけは最優先で助けるのかが理解できません。
医療関係者の本音は「感染をこれ以上広げないで欲しい」でじゃなくて「分類を下げて欲しい」なんじゃないでしょうか?感染防止に重きを置きすぎていると、経済が回らないのは当たり前で、なんでそこに気付けないんでしょうね。
昨今のコロナ騒動は、国のトップを含め皆が大ごとにしてしまった以上、後に引けない状態になっているだけです。早くコロナの分類をインフルレベルに落して、普通に生活できるようにして欲しいです。そうすれば全てが解決するのになぁと思います。
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コロナは終息ではなく人が終わらせる
ということで、少し世の中の論調がいい流れになってきているので、僕は、コロナはもうすぐ終わる
と思っています。やはり冬のインフルエンザまでには終わらせないといけないんですよ。
報道の立場からすると「インフルの方が死者の方が多いじゃないか?」となると非常に分が悪いですし、医療機関ではインフルなのかコロナなのかわからない状態での患者受け入れはできません。過剰なコロナ対応によって、死ぬ必要がないインフルの人が死んでしまったら、身勝手なヤツら(報道)に大バッシングを食らいますしね。
冬にかけてインフルとどう切り分けてやっていくか、いや、絶対に上手く切り分けられないので、インフルとコロナの双方の流行という観点からも、インフルレベルに分類を落とさざるを得ないんですよ。
だから、
コロナは人が終わらせる
と思うんです。
無症状者がいる以上、終息なんか無理です。緊急事態宣言が出た5月に「もしかしたら終息させられるのではないか?」と僕も淡い期待を抱いたんですが、結果この状態なのでやはり終息は絶望的。何度、自粛をしたって元の木阿弥になるのは目に見えています。
なので、あり得る道は、人が強制終了させる道なんですよ。
(ただ、今の生活様式下では、インフルもなかなか流行らないと思うので、流行らないとコロナ優位のままで行ってしまうのではないか?という懸念もありますが。)
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ワクチンは世界を救わない
いや、もう一つ終わらせる方法があるんじゃないかって?はい、あります。ワクチンです。
世の中ではまだまだ「ワクチンができたら終息する」という意見が大勢を占めていますが、僕はワクチン待望論に懐疑的です。
何故なら、ワクチンができてもすぐには全ての人々に行き渡らないですし、ワクチンができたらできたで、報道はワクチンで死ぬ人を特集して、「ワクチンはこんなに怖い」というネガティブキャンペーンをやるに決まっているからです。(ワクチンで死ぬ人は確率的に必ず一定数出ます。通常は報道されませんので気が付きませんが、コロナでは絶対に注目されます。)
今度は未知のウィルスではなく未知のワクチンを怖がる人が増えて、ワクチンに対する恐怖感が世間を覆い尽くすことでしょう。これまでの報道の姿勢から考えると、ワクチンができたからと言って、すぐにコロナの霧は晴れないと思うのです。
ということで、僕の中ではワクチンができる前にコロナが終わるのが一番有力な説で、ワクチンが世界を救うことにはならないと思っています。
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国内だけじゃ意味がない
ただ、ここまでは実は全て日本国内での終わり方の話。世界にはコロナの死亡率が日本よりもうんと高い国がありますし、人々の考え方や行動様式というのは国によっても大きく違いますから、日本で事実上終息したからと言って、世界で終息するなんてことにはならないはずです。世界同時に意識を変えるのはかなり難しいんじゃないかな?と思っています。ということで僕が気になっている航空分野、つまり国際線の再開についてはまだまだ先になるのではないか?という絶望感を持たざるを得ません。
僕が今一番願っていることは国際線の復活です。これをしないことには世界の大きな航空会社が息を吹き返すことはありません。ANAやJALは当然のこと、国際線しか持たないキャセイとか、シンガポール航空、エミレーツとか、とても心配です。
エミレーツがボーイングやエアバスの上顧客だということを考えると航空機製造だって心配になります。近い例で行くとエミレーツが半数を発注する777Xがどうなるかとか心配ですよね。僕は「ボーイングが潰れるんじゃないか」なんて心配を本気でしています。
となると世界でのコロナの終わり方が気になりますが、普通に考えれば、まず日本のように感染者の少ない国がコロナを強制終了させ、そしてコロナ騒動に疲弊した各国が追随してくるという構図になる気がしています。僕自身、国内でのコロナに関しては楽観的ですが、世界レベルに視点を上げるとまだまだ悲観的な面があります。
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突然終わるリスクに備える
という世界の航空需要は別として、あくまで国内では急速にコロナは終わって行くと思われるため、今後はそれに備えることが重要になってくると思います。コロナ後は、マスク着用くらいは残るかも知れませんが、恐らく普通の世界に戻っていくでしょう。世間ではコロナ後は世界が一変すると言った誇大広告キャンペーンが繰り広げられていますが、変化したとしてもごく一部分であって、基本的に元通りに戻るのが現実的な道かと思います。
新しく生まれたアイデアや様式は、それらが心地よいか心地よくないかで決まるのではないでしょうか。心地よいものは続くし、心地よくないものは続きません。ただそれだけの論理です。
マスク着用も、消毒も、オンライン飲み会も、ソーシャルディスタンスも、個人的な感覚で言うとあまり心地よくないので、続かないと思います。一方でキャッシュレスやタッチレスは心地よいですし、リモートワークも心地よいと感じる人の間では続く可能性は高いですね。
不快な新しい様式を無理して「いいね」と言わざるを得ないような今の状況は長くは続かないと思います。
ビジネスの話になると、例えば、コロナで需要が戻らないから諦めようと思っていたものが急に復活して来るとか、逆に需要ありと見込んでいたマスクや消毒液がいきなり不要になるとか、そういうことも起こり得ます。変化は時に不連続ですから、急激に通常の世界へとシフトする可能性も視野に入れる必要が出てきたのかも知れません。
旅行に関しても、国内に関しては突如として息を吹き返すかも知れません、今はまだ秋冬の予約が安く放置されていますので、楽観派の方々は今のうちに予約しておいた方がよい気がしてきました。
現在の「旅行を悪とする同調心理」がすぐに好転するとは思えませんが、所詮は報道が操る不安定で脆い心理ですので、いつどう転んで行くかわかりません。報道の方向性次第では急激に旅行解禁ムードが湧き起きる可能性だってあります。
株式の世界では、「持たざるリスク」なんてことがよく言われます。基本的には株式は持っていると下落する(損失する)リスクがありますが、持っていなければリスクはありません。でも株価が上昇している最中には、「持っておけば儲かったのに(儲け損ねた)」という機会損失をリスクとみなすことがあります。リスクというのは必ずしもマイナス局面で発生するものではないということ。プラス局面でもリスクと言います。
ということで、芽生えてきたコロナが突然終わるリスク。つまり突然事態が好転して取り残されるリスクです。そんなプラス局面のリスクに備えるときが来ている気がしてなりません。
少し時期尚早な気がしますが、コロナの終わり方としては「強制終了」が一番現実的な気がするので、ちょっと書いてみました。
いつまでも感染拡大の防止と経済の両立なんていう、できもしない議論をしてないで、コロナ格下げの議論をしたらどうかな?と思うわけです。芽生えてきたとは言え、まだまだ活発化しない格下げ論を推す人、もっと出てこないですかね?
これで全て丸く収まるじゃないですか。
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