ちょっと大変っ!月刊エアライン11月号に!
9月30日発売の月刊エアライン11月号買いました?これです。今月号はMRJの特集。
24~25ページにARJ21搭乗記ってのが載ってるんですけど、これ、僕が書きました。ついに月刊エアラインでライターデビューを果たしました!
自分が月刊エアラインを買ったのは今日なんですが、自分が読む前から各所には気づかれてまして、方々から「読みました」とかいう連絡が来てました。皆さん意外と見てますね。というかブログの記事と使ってる写真が全く同じなので、鋭い人は「これアイツじゃねぇ?」ってわかったみたいです。Twitterでも「ブログと被った記事書いてるライターが居ると思ったら本人だった!」とか言われてまして、一瞬、盗作じゃないかって疑った人もいるみたいです(笑)。
結局ブログ記事の焼き直しなんですけどね
こうやって雑誌記事になると嬉しいもんですね。いつもはネット媒体というスクロールしなきゃ次が見られないという狭苦しいところでやってますけど、雑誌になると全体が一瞬で見られますので、ボリュームはうんと小さいのですが何だかとても広く見えますね。月刊エアラインの搭乗記は、8月19日のブログ記事の味をマイルドにして、文章を「イカロス調」にカタくしたものです。ブログで既に読まれている方は結局同じ内容ですので、あまり目新しい話はないのですが、内容を凝縮させていますし、書き調子が違っていますので全く違った記事にも見えると思います。ブログ記事の焼き直しって言ったら焼き直しなんですけどね…。
場所は結構いいところ、MRJ特集の最後の部分に入れてもらいました。予想外に前の方ですので、案外探すのに苦労します。僕自身も「あれ?どこにあんだ?」って探しちゃいました。MRJの特集なのに、ARJで攻めるというのは挑発的と言えば挑発的なんですけども、リージョナルジェットの特集とタイミングが合い、エンブラエルE-2の進捗とも合わせてうまい具合に入れてもらえたなと思ってます。
えっ?月刊エアライン買ってない?
で、「買ってくれ」とは言いませんが、是非とも本屋でお手に取ってご覧下さい。と言うかですね、検索で何気なく来られた方は別として、ブックマークで来られている方は当然毎月買っておられますよね?え?買ってない?
それは何ごと!
業界唯一の航空誌(旅客機向け)ですよ。月刊エアラインを読まずして何を読むんですか!今はネットで何でも調べられるから適当にブログ漁って知識増やしてるって?いやいや、ネットの記事なんて信用なりませんって。どこぞの素人が書いているかわかりゃしないんですから。って言ったら僕のブログも否定されちゃうわけなので、それは非常に困るんですけど、ネットの情報は玉石混交ですので、若干警戒して見なきゃいけませんよ。
細か~いマニアックな情報はネットで事足りちゃう気はするんですけど、技術的な情報やより深い専門的な知識などはやはり雑誌には勝てません。その道の専門家が書いている雑誌はネット情報よりも圧倒的に信頼が置けます。そこが雑誌の強みです。
あと、雑誌は業界の全体像が見えるところに利点がありますね。僕のブログだけだと中国のエアラインの情報か航空事故の情報しか出てきませんから、知識は大きく偏ります。その点、月刊エアラインだと、話題のエアラインや機材の搭乗記から航空会社や航空機メーカーの最新動向、飛行機の仕組みや飛行機を支える人々の仕事ぶり、美しい航空写真の数々やその上手な撮り方まで総合的に載っています。一通り読めば、飛行機の趣味全体が見渡せるわけです。
さらにネット情報、特に個人のブログはメチャクチャ主観的に書かれていますから、ネット情報を何でも信じちゃうような人は、筆者の考え方にハマって、極端な思考に陥る危険性があります。航空ニュースサイトでも程度問題はあれど結局は同じです。その点、雑誌は一定の公平性、網羅性を保っていますので、あまり偏ることはありません。しかも否定的な話が少ないので、すごくポジティブな見方ができます。(現実は否定的な話も必要なんですけど、さすがに雑誌という特性上、否定的な話題はあまり書けません。)
木を見て森を見ずな人にならないために
月刊エアラインを1~2年続けて読めば、航空業界のことを偉そうに語れるようになります。僕なんか産まれた瞬間から家に月刊エアラインが置いてあったので(オヤジがマニア)、もう40年近く欠かさず読んでることになります。物心ついた小学生くらいから大体のことは語れます。「断片的な細かい情報はネットで収集し、全体像をつかみたいのならば雑誌を読む」、というのが、一番確かなやり方でしょうね。知識の少ないうちは雑誌でまず全体を見た方がその後の習得が早いと思います。
「木を見て森を見ず」なんて慣用句がありますけど、まさにそれで、木だけ見てるマニアが増えてるんですよ。「マイルの貯め方はよく知ってるのに、今日乗った機材が判別できない」というような人はよく見掛けます。マニアから見ると何となく残念賞。もっと知ればもっと飛行機が楽しめるようになります。
月刊エアラインさえ読んでおけば、どんな分野のマニアとだって一定レベルの会話ができます。「撮り」をメインでやってる人と、「乗り」をメインでやってる人はまさに分野が違う人達ですけれども、その人達の架け橋になるのがこういう雑誌なんですよね。
だから何だって話なんですけど、いつも立ち読みで済ませている人は是非とも購入をご検討下さいということです。別にARJ搭乗記とかどうでもいいので、マニア道への第一歩はまず月刊エアラインから始められることをお勧めします。
今後は何か記事出す予定あるの?
何にも決まってませーん。だって、僕の活動はむっちゃ不定期ですから。妻に頭下げて「頼む!乗らせてくれ!」なんて言いながら家を出てる身ですからね。定期的な記事は書けるはずがありません。しかも飛行機に乗ったところで、毎回話題性のある便には乗れませんから…。そもそも機会が少ないですし、機会があっても話題性の非常に高いものはプロのライターさんがもっといいお仕事をされますからね。ARJはかなりニッチを狙いました。僕の得意分野は新機材かな?とも思ってますので、新機材が出てきて、しかも誰も乗ってないところを狙わないといけないでので、結構大変なんですよ。でも頼まれればどこにでも行って何でも書きますよ。まぁ、僕のレベルではなかなか難しいでしょうけどね。
っつーことで、今回限りとなる可能性が非常に高いです!でも僕にはブログがありますので、こちらで細々とやっていこうと思ってます!
これからもよろしく。
(月刊エアライン11月号記事の元ネタはこちら)