イケてる航空総合研究所

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ANA成田=ジャカルタ線767ビジネスクラス搭乗記【この路線なんだか冷遇されてませんか?】

冷遇されてる?ジャカルタ線

今回は成田発ジャカルタ行きNH835便の搭乗記をお送りします。


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ジャカルタ行きはANAラウンジからとても離れた28Fゲートから出発です。


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28Fは成田空港でも随分と冷遇された階段下のゲート。もちろんバスゲートです。

他の行先の便はほとんどがANAラウンジの近く、50番台のゲートを使っているのに何故ジャカルタ行きだけこんなに「離れ」なんでしょうか?

機材はB6です。他の東南アジア行きの機材は大体787なのに、どうしてジャカルタはB6なのか。ジャカルタなんて飛行時間8時間の長距離路線なのに、何故787のスタッガードが入らないのか不思議でなりません。

そのまた昔、ホノルル線がやたらと冷遇されていた頃のように、ジャカルタ線は東南アジアの中でも格下なんでしょうか?その他、ホーチミン線もB6です。GDPの低い順にB6にしてるのかも、なんて想像を働かせてしまう僕なのでした。


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ANAラウンジは遠すぎるので、UAラウンジを使わせてもらいました。もしかしてやたらと乗り継ぎのアメリカ人が多いからUAラウンジ寄りのスポットにしてるのかも?なんてことも思いました。(他のANA東南アジア路線のアメリカ人比率は不明。)

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優先搭乗なんてあったもんじゃない

スポットまでバスで移動ですが、優先搭乗なんてあったもんじゃありません。優先搭乗で早くバスに乗り込んで座ってしまうと、降りるのが遅くなってしまい、実質逆効果なのです。

ちなみにバスが到着したのはANAカーゴが見える貨物地区。どうやら機材の準備ができていないようで、バスの中で10分ほど待たされました。座っていたのでどうってことなかったですが、ギュウギュウ詰めの車内で立っていたら結構しんどいですよね。「冷遇具合がハンパないなー」と思いながら準備ができるのを待っていました。


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バスを降りました。正直、

ANAカーゴのB6に乗せられるんじゃないか?

とヒヤヒヤしました。スミマセン、嫌味です。

787ならばNo.2ドアにタラップをつければビジネスクラス客とエコノミークラス客をある程度分離できますが、B6はNo.1ドアから乗せるしかないので機内はゴタゴタ。出発前のビジネスクラスの優雅な雰囲気も台無しです。

成田という日本を代表する国際空港で、日本のフラッグキャリアの東南アジア代表路線がバスゲートじゃちょっと萎えちゃいますよね。成田が混雑しているのか、本当に冷遇されているのか、本当はどっちなんでしょう?


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僕の座席は2H。通路側ですが、窓側には誰も来なかったため窓側に移りました。

以前リリースした以下の記事はこの便での出来事です。

flyfromrjgg.hatenablog.com

機内食は洋食をチョイス

ジャカルタ行きNH835便は18時発。ちょうどいい時間に夕食が出るのでお腹を目一杯空かせて乗るのがコツです。


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僕は今回洋食を選びました。機内食についてはちょっと思うところがあったので、また別の記事を立てたいと思います。一品一品の写真は次回掲載しますね。


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とりあえずメインだけ紹介。僕が選んだのは鶏もも肉のロースト。美味しかったですよ。

では詳細は次回…。

映画2本は余裕の8時間

飛行時間が8時間もあると映画を軽く2本は観られます。


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前から観たかった「万引き家族」。これ、期待以上に面白くありませんでした。「えっ、この2人そういう関係なの?」みたいな意外感はあるんですが、全体的にぬるい感じでした。もしかしたら2回目、3回目と見ると、描写の真意がわかったり、伝えたいメッセージ理解できたりして面白く観られるのかも知れませんね。

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この映画、結構Hなシーンが出てくるんですけど、そんなHなシーンに差し掛かると決まってCAさんがご飯を運んできたりするわけですよ。それがすごく気まずかったです。CAさんは絶対にモニター画面は見ないんですけど、僕がオドオドしているのを見て不信感を抱いたに違いありません。


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続いて「22年目の告白-私が殺人犯です」。この映画、面白かったです。最後の最後に来るどんでん返し。ちょっと残酷なシーンがあって暗い機内で観ると「鬱」状態になるかも知れませんがおススメの一本です。


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映画ばかりだと疲れてしまうので音楽へシフト。Mr.Childrenがあったので聴いてみました。最新アルバムと懐メロとのMIXは非常に心地良かったです。


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ボルネオ島に差し掛かります。この辺りからようやくインドネシア領空ですね。


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フライトも終盤線に差し掛かった頃、おやつにハーゲンダッツをもらいました(リクエストベース)。この便、軽食メニューとして一風堂の「そらとん」も出してくれるんですが、さすがにそこまでのお腹の余裕はありませんでした。


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そして到着直前にはチョコが配られます。このあたりのサービスは長距離路線らしい感じです。

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現在ANAはターミナル3を使用

僕がこの便に乗ったときはまだターミナル2への到着でしたが、現在はターミナル3への到着に変更されています。


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インドネシアらしい雰囲気のちょっと暗めのターミナルビルでした。到着が深夜だったというのもあるかも知れませんね。


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ジャカルタの空港は「スカルノハッタ国際空港」と呼びます。


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こちらが第三ターミナルの制限エリア内。ターミナルのところどころに気が植えられて目を楽しませてくれます。そして癒されますね。


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一応日本語表記もあります。


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こんなオブジェも置いてあり、さすが新しいターミナルビルって感じですね。到着したターミナル2は凄く古かったですから。

ただこのターミナル3はすごく暑かったです。バーガーキングでご飯を食べたんですが、暑さのあまり汗だくに。その他待合スペースも暑くて、なんだか頭痛がしてきちゃいました。

東南アジアの空港は寒くて仕方がないのが相場なんですが、ジャカルタの場合は逆で暑すぎました。たまたまかも知れませんが、訪れる予定のある方はお気を付け下さい。

ということで。

夕方発のANA成田=ジャカルタ線は乗客に日本人がほとんど乗っていないという驚くべき路線だったのですが、乗ってみると何だか冷遇されつつも、機内サービスや機内エンタメ的には日本の航空会社だなーと思った路線でした。


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