イケてる航空総合研究所

ビジネスクラス搭乗記、弾丸旅行のノウハウ、マイルの使い方、貯め方、航空事故の真相などなど。

エアチャイナ777-300ERで飛んだ深圳=北京エコノミークラス搭乗記

Cクラス発券なのにYクラス

今回は深圳から北京へ、エアチャイナのエコノミークラスで飛んだ搭乗記をお送りします。ANAのマイルでビジネスクラス発券をしても中国国内線ではエコノミークラスとなってしまうのがちょっと残念ですよね。

中国国内線でビジネスクラス以上の座席に乗りたければファーストクラス発券をすればいいんですが、全レグにファーストクラスを選択できなければ損をするので、さすがにそれはもったいなさ過ぎる、と言うことで今回は中国国内線に限りエコノミークラスで我慢をしました。

中国国内線ではファーストクラスと言っても、ナローボディ機材に当たってしまうとビジネスクラスと同等です。しかも劇的に狭いビジネスクラスです。そんな狭いビジネスクラスにファーストクラスの運賃(マイル)を払わされるのはちょっと詐欺的だと感じます。

ただ、777や747などの大型機に当たると、本当のファーストクラスの座席が設定されているため、大型機で乗ればファーストクラス発券の価値が出ます。

つまり格差が激しい…。この微妙な発券システム、何とかならないものですかね?

深圳空港が好きだ

やってきたのは深圳空港。市内の中心の福田駅から地下鉄11号線で34分でアクセスできるのが便利です。


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これから乗るのはエアチャイナですが深圳航空のチェックインカウンターに通されました。


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出発の動線が非常にわかり易いです。「ここを曲がれば国内線の出発か」というのがすぐにわかります。


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いやー、好きですねー深圳!

この白い天井が深圳空港の特徴。本当に美しいターミナルです。中国の大空港はデザインが優れていて先進的。急速に発展してきた分、どこの空港も斬新なデザインをしています。

一方で、日本の国際空港は古いため、増築・改築を重ねて何だか統一感のない構造になっているのが残念です。それは世界の空港にも言えることで、伝統的にその国のハブ空港というのは増築に増築を重ね、ターミナルがいくつもあって、統一感がなく不便になっています。

ラウンジの接客は一流だが中身は…

じゃあラウンジも超イケイケなんじゃないか?と思って行ってみました。


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こちらは間違えて入ったラウンジですのでお気になさらず…。


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こちらがエアチャイナを利用する場合のラウンジです。深圳航空のラウンジですね。漢字表記がとても偉そうです。


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ラウンジに入る際、資格の確認に5分くらい掛かりました。搭乗券にNH*G(ANAのスターアライアンスゴールド)の印字がなかったからだと思われます。お姉さんはどこかに電話をして確認をしていました。ANAからは「ラウンジカード」なるものが毎年送られてきますが、エコノミークラスに乗る際には、スムーズなラウンジ入室のための必需品なのかも知れません。

しかし、お姉さんは嫌な顔一つせず、「少々お待ち下さいね」「お待たせしました、どうぞお入り下さい」と、とても感じのいい接客をしてくれました。中国での接客のレベルは年々上がっているように感じます。日本も負けていられません。


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ラウンジの中は、

ザ・中国のラウンジ

って感じがしました。ヌードルコーナーやお粥があるのは非常に評価できるんですが他がちょっと…。僕はテーブルがたくさんあってPCが快適にできる環境を常に求めていますのでちょっと不満でした。

エアチャイナのトリプルセブン

乗るのはエアチャイナの777-300ER。れっきとした国際線機材です。中国では幹線ルートには惜しみなく国際線機材を入れてきます。同時間帯に5分遅い深圳航空の737-800があったんですが、737-800か777-300ERかと言われたら絶対に777を選ぶでしょう。やはりワイドボディに乗りたいです。空席がたくさんある確率も高いですし、逆に満席ならばもしかしたらビジネスクラスへのインボラアップグレードが叶うかも知れないからです。


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宇宙船への入り口みたいなところが搭乗ゲートです。


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さすが宇宙船への入り口。顔だけしか見えません。深圳宝安国際空港はお洒落ですが撮影には非常に不向きな空港です。

アップグレードできない?

777-300ERと言えどもこの区間はエコノミークラス。僕は厚かましくも、カウンターで「アップグレードできないですか?」と聞いちゃいました。「全体の旅程はビジネスクラスなので、この区間(深圳=北京)でもビジネスクラスに乗れませんか?」と。

カウンターのオニイサンはどこかに電話してくれたんですが、やっぱりダメでした(笑)。「じゃあ、お金払うから」と言ってもダメでした。やはり特典航空券のルールは厳格なようです。


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こちらがビジネスクラスの座席。2-2-2の配置で若干斜めを向いているヤツです。


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いつもならビジネスクラスのゾーンで足が止まるところが、今回はエコノミークラスへと進んでいきます。エコノミークラスは3-4-3の高密度配置です。


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僕の席は63L。かなり後ろの方を取りました。

トリプルセブンは後ろに限る

何故そんなにも後ろの座席を取ったかって、それはトリプルセブンには後ろの方にオイシイ座席があるからです。


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窓側が3席になっている部分が普通の部分で、、、


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あるところから窓側が2席になります。


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ここが分かれ目。トリプルセブンは後ろに行くと胴体が絞られてくるため、このように座席を少なくして、胴体径の減少に対応しているんです。


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一番後ろから見るとこうなっていて、3-4-3から2-4-2になる部分は通路がかなり広くなっています。


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とりあえず自席に座りました。しかし何だか僕の前後の席が混雑していたので、後から別の席に移ろうと決心しました。

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離陸後に反対側へ移動

深圳空港は国内線に偏った空港で、国際線はあまり飛んでいません。また、混雑具合は北京よりはうんとマシと言ったところでしょう。


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この大きなターミナルビル。実はプライベートジェット専用ターミナルビルです。一般の旅客ターミナルは反対側にあります。

目を凝らすと737やA319のプライベートジェットも見えますね。日本にはこんなプライベートジェットターミナルはありません。中国のお金持ちたちはすごいです。


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離陸後の街並みは大都会です。

ベルトサインが消灯したので、反対側の2人掛けに移りました。後ろの2名掛けは非常に快適でいいのですが、幾つか注意事項があります。まず3名掛けの真後ろの席はおススメできないことが判明しました。座席が斜めを向いているのでテーブルが座面に対して真っ直ぐ向きません。テーブルが体の真正面に来ないのです。

ですので、座るなら3人掛けの1つ後ろではなく、2つ後ろにしましょう。そうすれば快適に過ごすことができます。


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また座席と壁の間にスペースがありますので、幅の狭い荷物はそこに挟むことができます。床がちょっと汚いですけどね。

機内食も悪くない

機内食の時間、今回は期待できませんね。何てったって中国国内線のエコノミークラスですから。


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出てきました。久々のエコノミークラスのお食事。見た目からして萎えます。


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しかしフタを開いて、ちゃんと配置して、いい感じで撮影すれば、結構おいしく見えるでしょ。

実は写真を撮っていたらクルーに話し掛けられました。マークされていたんでしょうね。搭乗時からやたらと機内を撮りまくってるヤツがいると。それで機内食まで熱心に撮っているもんだから話し掛けてやろうと。

カメラのモニタで写真を確認していると、「この写真(↑)上手ね~」って言われちゃいました(笑)。なかなかフレンドリーなクルーで、「あ、中国のエコノミークラスでも、こんな風に楽しくおしゃべりできるんだなー」ってビックリしました。なんだ、エコノミークラスでも楽しいじゃんって。

PM2.5はどこへ行ったのか?

この日、そして前日と北京付近は快晴。「PM2.5とか実はウソなんじゃない?」と思えるほど空気が澄んでいました。僕らはだいぶ報道に洗脳されていますね。中国は慢性的に大気汚染が酷いと思い込んでいましたが、最近では随分と改善されているそうです。


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実に気持ちのいい景色。もちろん日によると思いますが、こんなに青い空が見られます。

建設中の北京第二の空港が見えた

北京にアプローチするとき、何やら大きな空港が見えました。


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こちらは現在建設中の北京の第二空港である北京大興国際空港。滑走路を7本も持つ大空港になる予定です。この空港が完成すると北京のトラフィックは劇的に増大します。慢性的な混雑で遅延が常態化している北京の空も随分と改善されることが期待されています。


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北京首都国際空港にアプローチ。世界的に見ると大都市には空港が2つ、3つあるのが常識ですが、北京には実質1つしかありません。中国と言う世界最大の人口を有する大国なのに、首都の空港が一つというのはある意味異常な状態なのかも知れません。


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ターミナルが見えました。北京は本当に大きな空港です。ターミナルの広いことと言ったらそりゃもう、歩くのが嫌になるくらい。


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乗ってきたのはこれと同じ機種です。こんな機材が国内線を飛ぶんですから、中国でも航空需要が増えたもんです。しかも機材はとても新しいです。


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ボーディングブリッジに着いたのに何故か階段を下りて地上からバスという珍しい体験をしました。国際線ターミナルに着いたためだと思われます。この777-300ERはこの後国際線に使用されるからです。国内線の客は国際線のターミナルには入れないためバスに乗って、いわゆる国内線のアライバルまで連れて行かれたわけです。

エコノミークラスでも快適だった

深圳から北京までは約3時間のフライト。「エコノミークラスだと結構しんどいものがある」と思いきや、席をゆったり使えたのでナローボディ機の満席ビジネスクラスよりも快適に過ごせたと感じました。「エコノミークラスでも全然悪くないなー」って。

「エコノミークラスには絶対に乗らない」なんて強がっていた僕ですが、ワイドボディで空席が多めという条件の良いエコノミークラスであれば、全く問題ないですね。満席のビジネスクラスよりも快適なくらいでした。

中国への思い込み

以前も「中国エアラインは本当に酷いのか?」的な記事を書きましたが、このフライトもそんな印象は全くなかったです。空港はイケてるし、ラウンジでの接客も一流、クルーはとてもフレンドリーで、空はPM2.5なんてウソみたいに青い。

僕らは中国に対し、ある種のネガティブなイメージをもっているところがありますが、いざ行ってみると僕らのイメージは全て「思い込み」だと言うことがわかります。実際に行って自分の眼で確かめてみるってのは大事なことなんですね。


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