イケてる航空総合研究所

ビジネスクラス搭乗記、弾丸旅行のノウハウ、マイルの使い方、貯め方、航空事故の真相などなど。

中国南方航空A380ファーストクラス搭乗記【CZ3000便 北京から広州へ】

月刊エアライン7月号記事のフル版

今回の記事は5月末に発売の月刊エアライン7月号に掲載された、中国南方航空A380のファーストクラス搭乗記のフル版としてお楽しみ下さい。


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今回は、

デルタ航空の3万マイルでA380のファーストクラスに乗る

という企画です。紙面ではだいぶ省略していますが、この記事ではかなりディープなところまで書いています。ブログでは紙面に登場しなかった写真も満載しておりますので、まずは紙面をお読みの上、こちらをご覧下されば二度楽しめるかと思います。

え?「立ち読みでも構わないか」って?はい、いいです。買っても買わなくても手に取るという姿勢こそが大切なのです。

実は2年前のリベンジ

やってきたのは北京首都国際空港ターミナル2。これから中国南方航空のA380に乗って広州へと向かいます。「え?なんか前こんなのなかったっけ?」と思われる方は鋭いです。僕のブログを長く読んで下さっている方にとっては何となくデジャブ感のある記事ですよね。

そう、僕は一度中国南方航空のA380に乗ろうとして失敗しているんですよ。当日空港に行ったらA380がA330にタイプチェンジしていて、泣く泣くA330に乗らざるを得なくなったことがありました。今回はそのリベンジです。

2年前の記事はこちらです。

flyfromrjgg.hatenablog.com

ホントこの時は悲しかったですね。今回もまたタイプチェンジしたらどうしようとビクビクしながら空港に向かいました。

「A380だから当然ターミナル3出発だろう」と思い込んでターミナル3に行ってしまい、「あれ?便がない」と焦ってターミナル2へのシャトルバスに乗ったことは内緒にしておきます。ということで、無料シャトルバスに乗り、無事ターミナル2に着きました。時間に余裕をもってきておいて本当に良かったです。

常に1名のスタッフに付き添われ

ファーストクラス、ビジネススクラスの乗客は専用のチェックインカウンターでチェックインすることができます。最初それを知らず、普通に中国南方航空のカウンター(エコノミークラス)に並んでしまいました。並んでいる途中「いや、待てよ、こんなはずはない」と「ファーストクラスの専用カウンターはどこですか?」と聞いてやっとここ↓を発見できました。


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何も聞かなければ、僕はこれから始まる特別なサービスを知らずに搭乗してしまうところでした。カウンター近くで案内している係員のお姉さんも、ちゃんと聞かないと教えてくれないんですよ。一応並ぶ前に「ファーストクラスなんですが」と伝えたんですが、通じてないのか「ここ(エコノミークラスのカウンター)に並んで下さい」と言われるだけ。「ファーストクラスの専用カウンターはどこですか?」と聞かないと教えてくれないのはちょっと不親切ですよね。中国ではしつこく聞くこと、ちゃんと主張することの重要性を教えてくれる一件でした。

専用カウンターでは座ってチェックインができます。そしてファーストクラスの乗客には、専任のスタッフが僕を保安検査場へ、そしてラウンジへと案内してくれます。しかも保安検査場内外でスタッフは交代します。つまり2名のスタッフが僕のお世話をしてくれたわけです。

僕が乗ろうとしているのは、国内線のファーストクラスです。国際線ならまだしも国内線でそこまでサービスをしてくれるとは夢にも思わず、いきなり面食らってしまった僕でした。


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ラウンジへは通されたものの、落ち着いているヒマはなく、とりあえずA380が撮れるポジションを探してウロウロしていました。窓ガラスが実質2重ですし、ガラス自体が汚いのでこんな風に手前をシルエットにして遠目に撮るしかありませんでした。


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アップで狙ってみるも、ガラスが汚くてちょっとダメですね。と言うことで、ラウンジのオニイサンに、「搭乗時に、ちょっと離れたところから撮影したいんですけど、一緒についてきてもらえませんか?(指を差して)あのあたりです。」とお願いをしてみました。最初少し困った顔をしたオニイサンですが、最終的には付き添ってくれることになりました。さすがファーストクラス、多少のワガママならちゃんと叶えてくれます。


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ということで、搭乗ゲートを入り、ボーディングブリッジには入らず、少し左の方に進んでA380の全景を収めることにしました。逆光なので露出オーバー気味になってしまいましたが、何とか右側からの機体全景が撮れました。(上手い下手別として。)

これが中国南方航空A380ファーストクラスだ

写真を撮り終えたあとはそのままお兄さんが、エコノミークラスの乗客をかき分けて、「こちらです」と誘導してくれます。


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はい、こんな風にクルーが待ち構えていてくれました。左のお姉さん、とってもキレイですね。


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僕の席は2K。右窓側です。


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中国南方航空のA380ファーストクラスはドア付きの個室タイプです。


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座って正面を見た感じです。シートのスケールがビジネスクラスとは違いますよね。


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ウェルカムドリンクは何故か既に置いてありました。ナッツとともに。これ、シャンパンか何かに見えるでしょ。違います。単なるリンゴジュースです。「おいおい朝から酒なんて飲めねぇぞ」と思いつつも、恐る恐る口を付けてみたら、なんとリンゴジュース。お口に広がる幼稚園みたいな味に、腰が砕けてしまった僕でした。しかしシャンパンじゃなくてどれだけ安心したことか。


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真横を見るとこんな風。真ん中の2席はパーティションを立てられますが、この時はファーストクラスの乗客が僕一人だけだったので下げたまま。見た目にも広い空間を独り占めしました。


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前からの全景。ファーストクラスは1-2-1の配置です。2列あるので合計8席。500人以上が乗れるA380と言えどもファーストクラスには8人しか乗れません。


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後ろからの全景。何となく色が安っぽい感じがしますが、これが南航のファーストなんですから称賛しつつ受け入れましょう。


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廊下だけを見るとちょっと手狭な感じがしますが、この空間を1人で占領しているんですから文句なんか言えないです。


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自席からの斜め前を見ると壁だらけ。でも他から見えないってファーストクラスでは大切なことなんです。著名人や芸能人はやっぱりこういう座席に座りたいんでしょうね。ANAのA380をドア付きの個室にする理由がよくわかります。

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シートの細かいところまで見せます

引き続きファーストクラスのシートがどうなっているのか見て行きたいと思います。


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前方のオットマンはカバン入れかと思いきや、靴入れでした。


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コントローラや各種ポートは肘掛けの中にありました。


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シートボタンは肘掛けフタの前にあります。


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座席のガイドもちゃんと付いているので安心。たまにどう使っていいのかわからないシートってあるじゃないですか。でもクルーに聞くのは恥ずかしい。なんてときに非常に重宝します。


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「扉は外側からしか閉まりません」的なことがと書いてあります。中から閉められないのはちょっと不便ですね。安全上の配慮でしょうか?


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マットレスと掛け布団はこんな風に置いてあります。


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日本映画というカテゴリーはなく、アジア映画に日本映画が入っています。


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子供も楽しめるようにドラえもんとかあったりするのがいいですね。

他のクラスへの見学ツアー

搭乗後の時間のある時にビジネスクラスやエコノミークラスにも行っておかないといけません。「アッパーデッキを見に行ってもいいですか?」と聞くと、「もちろん」と言って一人が付き添ってくれました。例えばこれがビジネスクラスなら、ファーストクラスに行くのは断られる場合が多いんですが、ファーストクラスならばどのクラスにも行くことができるわけです。大は小を兼ねる論理ですね。


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ビジネスクラスは2階。この階段を上って行きましょう。


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上から下を見下ろします。この階段こそがA380の大きな特徴です。2名がすれ違える幅の階段を持つ旅客機は他にはありません。


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先頭の部分にはバーカウンターが設置されています。そして気になるアッパーデッキの先頭部分はどうなっているかと言うと、、、


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何にもなっていないんですよ!ソファーがあるかと思いきや、ギャレイみたいな感じになっていました。確かにここの空間に応接スペースを作っても誰も使わないんですよね。むしろエミレーツや大韓航空のように後ろにバーカウンターを持って行ってそこにソファー席を設ける方が乗客に使ってもらえる気がしますね。ただし、その場合は2階席の一番後ろまでをビジネスクラスにする必要がありますので、トータルの座席数が少なくなってしまうデメリットがあります。色んなA380に乗るとシートコンフィギュレーションのコツみたいなものがわかってきて面白いですね。


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前の左側はトイレになっています。


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ビジネスクラスはスタッガード。一番前の席は大きな物置的なテーブルもあり、プライベート感が高そうですね。


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ファーストクラスと同様にデザイン的にはちょっとイケてないビジネスクラスですが、機能的には特に問題なさそう。このビジネスクラスがアッパーデッキに70席設けられています。

そして一番後ろのコンパートメントはエコノミークラス。


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螺旋階段を下りて1階に戻りましょう。


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1階、最後尾のエコノミークラスです。


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シートは厚手のシートでちょっと古めな感じがしました。

北京の空に巨大な鳥が舞う

CZ3000便広州行きの出発時刻は9時30分。ほぼ定刻にプッシュバックを開始しました。


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ターミナル2に掲げられた「北京」の文字を見ながら滑走路端まで向かいます。


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20分くらいの離陸待ちの後、巨大な鳥が首都北京の空へ舞い上がりました。


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晴れ渡る北京の空を上昇していきます。


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いい空の色ですね。PM2.5なんてウソのような青空。北京を含めこの日は快晴に近い晴れでした。

ひとり個室で楽しむ機内食

お待ちかね機内食の時間。ビジネスクラスとファーストクラスはそもそもご飯の内容が違います。「機内食くらいはビジネスクラスと一緒かな?」と思い聞いてみたんですが、「ファーストクラスはファーストクラス用の食事です」という回答が返ってきました。


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こちらはメニュー。アぺタイザーにスープ、そしてメインは4種類からのチョイス、デザート、蒸し物、フルーツと続きます。(蒸し物はありませんでした。)

メインの4種類ですが、蒸し煮ナマコご飯、照り焼きチキン、ホットポットライス、南航デラックスヌードルと言ったところでしょうか?僕一人のために4種類搭載しているとは到底思えませんが、とりあえず、クルーおススメのホットポットライスにしました。(もしかしたら、おススメされるということは、ホットポットライスだけが搭載されていたのかも。なんてことはないと思いますが…。)

実はこのホットポットライス、以前、食べたことがあるんですよね。それが美味しかったので、もう一度食べたいと思ってオーダーしてみたんです。


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メイン以外のお皿を並べてくれます。急須はお茶ではなくチキンスープです。これがまた、美味しいんですよ。最後まで飲み干しちゃうほど美味しかったです。

最初、「チキンスープ」と言って持って来てくれたんですが、なんか途中から「アニマルスープ」と言い換えたように聞こえて、「マジで?動物スープって何の動物だよ!」とかなり動揺してしまった僕ですが、メニューを見て「ああ、やっぱりチキンスープだよな」と安心したことを思い出します。あのとき「アニマルスープ」と聞こえたのは何と発音した単語なんだろう、と今でも気になっています。


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アペタイザーはどれも美味しく、奥の漬物みたいなヤツもクセがなくて美味。アペタイザーとスープで結構満足しちゃってる僕でした。


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ホットポットライスの登場です。

これ、本当に美味しいんです!

日本で言うといわゆる丼もので、サラミのようななソーセージのようなお肉と固めの保存肉(英語ではPreserved Meat)が上に載っていて、チンゲン菜に囲まれている料理なんですが、甘辛のタレが日本人の口にも非常に合って、中国っぽさを全く感じない味なんです。


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フルーツはまぁ普通。


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そして「スイートスープはホットがいいかアイスがいいか?」と聞かれ困ってしまったのが杏仁豆腐。メニューを見て納得しましたが、最初「スイートスープって何?」と意味がさっぱりわからず「スープはホットで飲むもんでしょう」とホットを頼みかけましたが、メニューを見て、「杏仁豆腐がスープになったら何か変だ」と思い直しアイスをオーダーしました。でも今考えたらホットの杏仁豆腐(杏仁スープ)を人生経験として飲んでおくべきだったと思っています。


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食事中はクルーがそっと扉を閉めてくれました。なるほど「ガツガツ食事している姿は確かに見られたくない」と思いました。この辺の心遣いが素敵です。

ビジネスとファーストの差を感じる瞬間

このフライト、実質の飛行時間は3時間ありますので、結構余裕があります。以前エミレーツ航空のファーストクラスにバンコク=香港という路線で乗ったときは、実質の飛行時間が2時間程度だったため、余裕がある感じはしませんでした。それが3時間あると結構余裕をもって機内を楽しめるんですよ。乗りヒコにとっては非常に嬉しいことです。


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ファーストクラスの8席全部を占領しているため、ベッドメイキングは一つ前の座席、1Kにお願いしました。「(ベッドの)写真を撮られますか?」と僕の行動を見かねて気を遣ってくれるところが素敵です。

近年、ソロシートのビジネスクラスが主流となり、ビジネスクラスでも(半)個室化が進んでいます。なのでファーストクラストの格差が縮んでいると思っていたんですが、やはりベッドに横たわるとその差を感じてしまいますね。座っているときには、「まぁまぁ広いかな」程度に感じていた座席が、ベッドにして寝てみると「うわっ広っ!」となります。この寝心地は病みつき。一度ファーストを体験してしまうと、ベッドの広さだけでもファーストクラスに乗る価値があると思えてきます。

ビジネスクラスばかり乗っていて、ファーストクラスにはあまり目を向けていなかった僕なんですが、こうしてファーストに乗ってみると、両者の格差は小さくなりつつあるものの、まだまだビジネスはファーストには勝てないな、と感じてしまう僕がいました。やはりファーストは一味違います。

2回目の機内見学ツアー

さて、2回目の機内ツアーに出掛けましょう。さすがに飛行中にクラスを移動したら怒られるかな?と思いきや、「アッパーデッキに行っていい?」と聞くと、「ええ、もちろん」という快い返事が返ってくるではないですか。「ファーストの客の要望は断ってはいけないのか?」と思ってしまうほど、皆さんサービス精神旺盛でした。本当に何事に関しても親切でした。


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ビジネスクラスの言わゆるAコンパートメントを後ろから。飛行中は窓を閉められ「黙って寝ろ」モードに入っていました。


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最も長いビジネスクラスのBコンパートメントを後ろから。こちらはキャビンが長い分、乗客の過ごし方に多様性があり、窓を開けている乗客がいれば、窓を閉めている乗客もいる。皆さん思い思いの時間を快適なビジネスクラスで過ごしているのでした。


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で、問題はですね。2階に行ったはいいものの、階段が降りられないんですよ。

飛行中はこうして1階には降りられないようになっており、手動でロックが掛けられています。しかし1階には保安要員的な男性がジャンプシートに座っているので、「ヘイ!エクスキューズミー!」と声を掛ければ、ちゃんと開けてくれます。僕の顔はきっと覚えているはずなので、「あ、ファーストのアイツね?」みたいに、何の疑いもなく階段を上ってきてくれ、ドアを開けてくれました。「わがまま言い放題でいいのかな?」と何だか申し訳ない気持ちにもなりました。

ご意見カード書いてくれない?事件

フライトも終盤に差し掛かった頃、クルーともある程度会話をしているとあって、何となく色々と頼みやすいムードになっています。そこで、「アナタとあなたのお友達の写真を撮りたいんですけどいいですか?」と聞いてみました。もちろん最初に雑誌取材であることは告げてあります。そしたら快諾。「どこで撮ろうかしら?」ととりあえず暗くなっていた階段の電気を付けてくれました。


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そしてこのポーズ。

僕、なんか挑発されてます?

まさか階段に座ってこのポースを取ってくれるとは思わず、正直ビックリしてしまいました。外資系のクルーは、と言っても中国系は結構保守的だと思っていたんですが、このクルー達は積極的でした。クルーとコミュニケーションを取ると何かといいことがある、というのが最近よくわかってきまして、なるべく僕は小さいことでも質問をしたり、感想を言ったりすることにしています。そうすることでやはり心の距離が縮まるんですよ。

そんな心の距離に付け込まれたのか、突然クルーが持ってきたのがご意見カード。「こういうのを書いてもらう機会って本当に少ないのよー。」なんて言いながら、「ねぇねぇ、書いてくれない?」と色気を使って誘ってきます(脚色あり)。最初「え、マジで?」と思いましたが、写真とかも撮らせてもらっているし、色んなわがままを聞いてもらっているので、「オーケー、書くよ」とご意見カードを引き取りました。何を書くか色々迷いましたが、「これはベタ褒めしろという意味だな」と察し、色々と書きました。

随分とリップサービスしちゃったなー。って感じです。まぁでも階段であんなポーズを取られたら、いいことばかり書いちゃいますわねぇ(笑)。ちなみにクルーはすごく喜んでくれました。

いやはや、非常に面白い体験でした。

国内線でA380の定期便はここだけ

搭乗記を終える前にこれだけは言っておかないといけません。A380が国内線の定期便に入るのは世界でここだけです。北京=広州が唯一のA380で運航される国内線です。そういう意味で中国南方航空のA380は世界で最もお得に乗れるA380かも知れません。今回はデルタ航空の3万マイルを使用してタダ乗りしているんですが、こんなに少ないマイルで乗れる路線はまずないでしょう。お金を払って乗る場合は約15万円です。いかにマイルで乗るのがお得かわかりますよね。


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中国は広いですし、航空需要が爆発的に増えているので、A380の国内線なんて軽々成り立っちゃうんですよね。昔、747で国内線を飛ばしている国は日本しかない、なんて言われていた時期もありましたが、今やそれは中国に当てはまります。中国でA380を持つエアライは中国南方航空しかありませんが、747-8だって777-300ERだって中国の国内線で飛んでいます。ちなみにこの便の乗客は393人。約8割の搭乗率です。採算ラインには乗っているはずなので、特に無理をしてA380を飛ばしているということはなさそうですね。


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機は既にファイナルアプローチ中。


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定刻よりも15分くらい早くランディングしました。北京では離陸で結構待たされましたが、それを含めた時刻設定がされているように思いました。


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そして降機。降機するとそこでも男性スタッフが1名待機しており、到着口まで案内をしてくれました。荷物を持ってくれたら最高だったのに…。と思いましたが、きっと貴重品の入ったバッグは持たないんでしょうね。それでも出口までエスコートしてくれたのは何だかとても嬉しかったです。

振り返ってみてもこのフライトはさすがファーストクラスと思えるものでした。エスコートのサービスから始まりエスコートのサービスで終わる。そして機内でも僕の望みを全て叶えてくれる素晴らしサービス。「ご意見カード書いてくれない?事件」のご意見カードにも書きましたが、文句なしのフライトでした。

これでデルタ航空のマイルを3万マイルしか使っていないんですから、どれだけコストパフォーマンスに優れているか。こんなにお得にA380ファーストクラスに乗れる区間は他にはありませんよ。デルタのマイルが余っている人は是非ともこの区間で最高のファーストクラス・エクスペリエンスを味わってもらいたいと思います。


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