成都から上海経由で名古屋まで
朝7時過ぎ、成都空港にやってきました。これから中国東方航空を乗り継いで上海(浦東)経由名古屋(中部)へ飛びます。出発階は立派な国際空港の雰囲気を漂わせていました。前日に到着していますが、出発するのは初めて。初めての空港ってワクワクしますね。
中国の空港ではターミナルビルに入るのにもセキュリティチェックがあって非常に面倒です。こんな機械が置かれており、これに乗って体をスキャンします。方式はベルトコンベヤー式、このタイプは初めて見ました。ベルトの上に乗ればウィーンって勝手にやってくれます。イカツい顔をしたオジさんが真面目にやってるのを見ると少し滑稽ですよね。
出発ロビーも広くて開放的!さて、チェックインカウンターを探しましょう。
もちろんビジネスクラスです
今回の復路はちゃんとビジネスクラスを取ってます。デルタ航空のマイルを使い、成都-上海-名古屋(中部)の片道で30,000マイル。結構安くないですか?往復60,000マイルだと高く感じますが、片道30,000マイルだとそんなに高く感じないから不思議です。中国は近いのでエコノミーで十分かな?とも思いましたけど、いつものノリでビジネスクラスを取っちゃいました。チェックインカウンターを探して、ついに探し当てたのはここです。
なんとまぁプレミアム感たっぷりのチェックインカウンターだこと。しかし中には係員がおらず撃沈。誰もいないんじゃあ話になりません。というわけで、せっかく凄い場所を発見したのに、僕は一般のチェックインカウンターを探す羽目になりました。
おおっと、あったあった。
中国東方航空にはちゃんとスカイプライオリティのカウンターが用意されていました。意外と混雑していましたが、一般のチェックインカウンターよりはマシでした。
ちなみに僕をチェックインをしてくれたオニイサンは英語が通じませんでした。成都のレベルだとチェックインカウンターは中国語オンリーなんですね。隣の席に誰も来ないことを確認したかったのですが、言葉の壁に阻まれ叶いませんでした。「ミングーウゥ?(最終目的地は名古屋ですか?)」と聞かれ、僕は黙ってうなずくしかありませんでした。
さぁ搭乗待合室に入りましょう。実に広大な保安検査場です。X線検査の機械はいくつあるんでしょう?
この後、ラウンジに入りました。
A320のビジネスクラス
搭乗は僕の経験した中国旅行では珍しくボーディングブリッジからとなりました。少し出遅れましたが、ビジネスクラスには誰も座っていませんでした。ということで、誰もいないキャビンを撮影することができました。機材はA320です。
だけど、なんかシートピッチ狭くないですか?予想通りと言えばそうんですが、ちょっとこのビジネスクラスは頂けませんよね?別の機会に乗った同じく中国東方航空のB737のビジネスクラスもこんな感じでした。国内線の通路一本の飛行機となるとこのレベルに甘んじないといけないんでしょうか。
ちなみにこちらがエコノミークラス最前列。シートピッチで言ったらこっちの方が圧倒的に広いです。
とは言ってみるものの、クルーの態度はビジネスクラスの方が圧倒的にいいですし、それなりの機内食も出ますので、多少狭くてもやっぱりビジネスクラスに乗りたくなっちゃうんですよね。ビジネスクラス症候群は治りません。
成都を離陸
朝の成都空港は混雑していました。離陸前、渋滞にハマりました。やっと自分の順番が回ってきたとホッとしていたら後ろには4機が並んでいました。
成都空港RYW04Rを離陸、上海へは約3時間のフライトです。中国国内線で3時間はザラです。広い国土を持っている証拠です。
ビジネスクラスの機内食
ベルトサインが消えると早速朝ご飯が出てきました。おかゆと中華まん系。あと餃子もついていました。色どりが非常にいいです。美味しそうに見えます。実際も美味しかったです。これだからビジネスクラスはやめられません。
途中の航路上はガスっていてあまり下は見えませんでした。ところどころに顔を出す大地を見ると中国ってほとんどが田舎なんだなぁと思わされます。人口が多いと言っても国土も広いですので、そんなに密集していないんですよ。結構山ばかりです。人口が多いのは都市部だけです。
沖止めがサイコーな理由
到着後はボーディングブリッジにはつかず沖止めされました。乗ってきたのはこの機体。新塗装のA320です。新塗装は白すぎてなんか間抜けなんだよなぁ。「まだ塗り中です」みたいな塗装です。
すぐにバスに乗り、空港内を練り歩きます。バスの中からヒコーキウォッチングするのって楽しいですよね。
上海航空のB737-800。上海航空にはまだ一度も乗ったことがありませんので一度乗らないといけません。
こちらはJAL。に一瞬見間違えそうですが、中国東方航空のB777です。スカイチームのマークでJALではないことがわかります。
ターミナルビルはまだまだです。
KLMのジャンボがいました。正確にはKLM asia。KLM asiaは日本でいう日本アジア航空みたいなもんだとチャーリィ古庄氏の著書「旅客機を見れば世界がわかる」で読みました。
しかし沖止めってサイコーですねぇ。まるで空港内のバスツアーに参加しているみたい。普段見られない中国のエアラインから世界の各国のエアラインまで、間近に見ることができます。正直「ターミナルに着かないでくれ!」って思っちゃいます。ここ最近、上海に来ると沖止めが多いので非常に嬉しいです。毎回沖止めにしてくれって思います。
そんなこんなで成都からの約3時間の長い国内線はとても快適でした。ほとんど機内のことは書いていませんが、3時間もあるとビジネスクラスにも乗り甲斐があります。機内でブログを書いたり読書したり、窓の外をボーっと眺めてみたり。3時間あると心に余裕をもってビジネスクラスを楽しめます。
上海には着きましたが、まだまだ旅は終わっていません、次の上海-名古屋が最終レグとなります。