ANAスイートラウンジのインビテーションをもらった
羽田でダイヤモンド会員のお友達に会いまして、こんなものをもらいました。(2016年7月のお話です。)ANA SUITE LOUNGEのインビテーション。行ってみたかったんですよね、スイートラウンジ。僕は万年、平(ヒラ)のSFCですのでスイートラウンジなんて縁遠い人間です。人生を普通に過ごしていたら、きっと一生入れません。
最初、「とっておきの機会のためにとっておこうかなぁ」と思っていたんですが、とっておいて使うチャンスがなくて、「将来スイートラウンジだけのために飛行機に乗る羽目になるかも知れない」と思ったので、素直にその日に使いました。
こちらスイートチェックイン。ダイヤモンドメンバーだけに許された秘密の入り口です。名古屋(中部)にはスイートチェックインなんてないので、ハッキリ言って魅惑の空間です。どんなゴージャスな場所なんでしょう???
ってかそもそもこのインビテーションってチェックインからスイート使えるんですかね?まぁそこは「当たって砕けろ」の精神。ダメならダメでいいので突撃してみました。
券を見せると満面の笑みで「どうぞ」と。ラウンジ券でスイートチェックインも入れました。突撃した甲斐がありましたね。
流石ダイヤモンドメンバー専用のチェックインカウンター、綺麗なお姉さんは接客が丁寧です。しかーし!その笑顔に甘えて、あれこれリクエストするのはご法度です。スイートラウンジなんだから何でも言っちゃえ、なんて精神はむしろ格好悪いですぞ。
こういう上級カウンターに行くと、こちらもジェントルマンな態度を取らねばという気分になりませんか?むしろ普通のカウンターの方がわがままを言いやすい気がします。
期待しすぎは禁物
天国への階段です。なんて言われたら上りたくなくなりますけど、上ってみましょう。ダイヤモンド会員を表す濃い赤色の絨毯が、男心をくすぐります。選ばれし者だけが踏むことを許される特別な赤色なんです。
どうせインビテーションだし。
なんてひねくれてないで胸を張って上って行きましょう。
やっぱスイートラウンジのお姉さんって感じいいのかな?対オヤジ会話能力は抜群なのかな?と思って、「いや~、スイートラウンジ初めてなんですよね~」なんて話し掛けてみたんですけど結果は、
チーン!
「あ、そうですか」みたいな冷たい返しで撃沈しちゃいました。どんなオヤジにもどんなマニアにも笑顔で対応できる一流の会話能力を身につけて欲しいものです。
ってか、期待しすぎましたね。
内装は意外と普通だけどジャングルはいい
正直なところ普通のラウンジとの違いはあまり大きくはありませんでした。若干豪華で上品な感じはありますが、注意深く見ないと全く変わらないような気もします。
なんかちょっとだけ内装がゴージャスなような…。
窓側からはとても良く飛行機が見えます。羽田のラウンジはさすがです。
ラウンジ内の違うエリアに行ってみると、何だかこちらはジャングルみたいな雰囲気でした。緑があると癒されますね。
名物はいなり寿司とクリスピークリームドーナツ
一流ダイヤモンドメンバー様の思し召しによると、いなり寿司とクリスピークリームドーナツがここの名物らしいです。最初そのいなり寿司とドーナツがどこにあるのかわからなくて、スタッフのお姉さんに聞いちゃいました。慣れてない感抜群です。
おいなりさん、ありました。
クリスピークリームドーナツも発見しました。これがタダなんてチョー嬉しいじゃないですか!いつも僕、クリスピークリームドーナツに行って、オリジナルグレーズドとコーヒー頼んで450円も払ってるんですよ。それがここでは何回注文してもタダだということです。クリスピークリームドーナツ行くのが馬鹿らしくなっちゃいますよね。
こうなったら、航空券を買ってラウンジだけ入って、ドーナツ食べまくって、「用事がキャンセルになった」と言って便を変更して退室、なんてこと無限にやりたくなる衝動に駆られますね。
中国人か誰かがそんなことして捕まったって話ありましたけど、あれはラウンジ側にも責任があるんですよ。無限ループできないような仕組みってできないんでしょうか?
ってな感じでおいなりさんとドーナツを取って飛行機を眺めながら、旅行を振り返っていました。
田舎者にダイアモンド会員は似合わない
いやースイートラウンジ、極楽ですねぇ。僕もダイヤモンド会員になりたいなぁ。なんて思いつつも、田舎者(地方在住者)はダイヤモンドメンバーになっても無駄なんですよね。ダイヤモンドを取っても生かす機会が全くない。セントレアにはスイートチェックインもスイートラウンジもありませんからね。幹線空港でスイートラウンジのある空港がベースじゃないとやっぱりもったいないです。
僕はSFCが一番コスパがいいと思います。年会費だけでステータス永年維持。高いとは思いますけど、ダイヤモンドメンバーを維持するためには凄い回数を乗らないといけないので、そう考えると年会費なんて安いもんです。
会社のお金で乗っている人で、あと数回乗ればダイヤモンドという人は修行する甲斐がありますが、初めから自腹でやろうとは思いません。カネの無駄です。
まぁ僕にはダイヤモンド資格は不要だと思いました。憧れは憧れ、現実は現実としてちゃんと区別して生活することが大切なんじゃないかと思います。
たまに誰かに連れていってもらって入る、またはインビテーションをもらって入る。僕にはそれくらいで十分な気がしました。
はい、
負け惜しみです。