イケてる航空総合研究所

ビジネスクラス搭乗記、弾丸旅行のノウハウ、マイルの使い方、貯め方、航空事故の真相などなど。

ANAの名古屋=成田線で起きた感動のエクスペリエンス

名古屋=成田はやっぱビーロク

2018年5月1日、成田へ飛んだときのお話です。名古屋から成田への朝の乗り継ぎ便NH338便には767が使用されていることが多く、これに乗るのが一つの楽しみになっています。何故なら国際線機材が使用されており、前方に7列35席のビジネススクラス席が付いているからです。


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ウィングレットが付いているB6、JA621Aがアサインされました。

ステータスへの嫉妬ではなくて

朝の成田行きは7時40分発。早起きは三文の徳なんて言いますけど、いくら早起きしても何の得にもならないことがあります。


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それは優先搭乗。ヒラのSFCを10年以上続けているエセ・フリークエントフライヤーは、ダイヤモンド様には勝てないんですよ。成田行きには結構な数のダイヤモンド様がいらっしゃいまして、皆様とても偉そうな顔をして乗っていくんです。

コンニャロメー!

って思います。

あ、ステータスが羨ましくてムカついるわけじゃないんです。誰もいない機内を正面から撮れないことが悔しくてたまらないんです。

ANA以外の便では上位クラスに乗れば絶対に1番に機内に入れるんですが、ANA便では優先搭乗が2段階方式のため、どんなに頑張っても絶対に一番に乗り込むことができません。それで毎回非常に悔しい思いをしているんですよね。

というのは余談として…。


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僕の席は7A。一番後ろのビジネスクラスを取りました。これで隣が来なければ超快適です。が、やはり国際線機材の国内線区間ビジネスクラス席は人気ですので隣が来ないなんてことはまずあり得ません。

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感動のエクスペリエンスが始まる

ここからが本題。実はこの便の搭乗記なんてどうでもよくて、今回はCAさんのさりげない気遣いに感動しちゃった件を書きたいんですよ。


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僕が機内に乗り込んだ時、座席の写真を撮りまくる僕ににこやかに話し掛けてくれるCAさんがいました。

どうぞたくさんお写真をお撮り下さい。

なんか普通の声の掛け方と違うと思いません?普通は「(ご自身を入れた)写真をお撮りしましょうか?」って声を掛けられるんですよ。それが「どうぞたくさん(機内の)写真をお撮り下さい」と来たんですよね。

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「あ、なんかこの人違うなー」って思ったんです。人の気持ちがよくわかるなーって。だって僕は自分の写真なんか欲しくないんです。純粋に機内の写真が撮りたいだけなんですから…。

そしてCAさんが続けます。「ご存知かと思いますが、この便は国際線の機材を使用しております。」と。「うんうん、マニアに対する声の掛け方をよくわかってる!」って思いました。「そうなんですよね~。だからこの便が大好きなんですよ。」と僕。


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そして「この便ってどれくらい搭乗率ありますか?」と聞いてみました。何故なら、「隣が来なかったらいいなー」って思ったからです。すると「本日は半分くらいですね。」と答えてくれました。

「もし隣が来たら後ろ(Yクラス)に移ってもいいかなーなんて思ってるんですよね。」とちょっとした本音を言ってみたんです。別に何かを期待して、とかそういうわけじゃなくて、とても話しやすいCAさんだったので純粋な僕の気持ちを言ってみただけです。

その後です。感動の事件が起こるのは。

感動のエクスペリエンス本番

会話からしばらく経ち、僕の隣に座る乗客が来た瞬間、なんと先ほどのCAさんが現れたんです。そしてその乗客をさりげなく2-1-2の真ん中席に誘導してくれたんです。「こちら(真ん中の1席)も空いておりますので、こちらに座って頂いても構いませんよ」と。

わかります???この気遣い!

すごくさりげないことなんですが、僕がああ言ったから、きっとそうしてくれたわけで…。

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そしてCAさん、その後、僕をチラリと見たんです。少しはにかんだ笑顔を見せながら…。僕は心の中で「ありがとうございます」と唱えながら、軽く会釈をしました。心の中で気持ちが通じ合った気がしたんです。

完全に恋に落ちました。

というのは冗談としても、

わかります?この感動が!!!

まさにこういうのなんですよ、僕らが求めている機内サービスって。マニュアル化された笑顔とか、声掛けとかそういうのじゃなくて、例外処理的なサービスって言うんですかね?

そのCAさんは僕との会話の後に、真ん中の1席に乗客が来ないかどうか確かめたはずなんですよ。裏で確認した後、ものすごくさりげなく僕の隣を空けてくれたんです。

こんな感動的なエクスペリエンス、滅多に体験できませんよ。マニュアル化されていてつまらないと言われるエアラインのサービスですが、まだまだ素晴らしいサービスが眠っているんですね。

恐れ入りました。


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