たまにはラウンジを出て
仁川でのトランジットは7時間。さすがにラウンジに籠りっきりは辛いのでちょっとだけ外に出て探検してきました。どんなトランジット施設があるのだろうと、実は仁川のこと、あんまり知らなかったんです。それは4階にあった
出発階(3階)の一つ上の4階に喧騒から離れたちょっとしたスペースがあります。ちょっとしたスペースと言っても結構広いエリアです。こちらがそのエリアのマップ。赤と青に塗られている部分がそれにあたります。ウィングの左右にちょうど対称に配置されているのが分かります。僕がいるのは左側のエリアですね。
左側のみの拡大図がこれ。とりあえず見に行ってみましょうか。
トランジットホテルの料金はとても高い
それでは奥から紹介します。一番奥はトランジットホテルになっています。なんだかお洒落な感じです。(2018年4月現在、左側のエリアにトランジットホテルはなくなり、右側のエリアのみとなりました)
スタンダードルームが55,000ウォン。10で割れば大体日本円になるので、5,500円ってところですかね。安~いと思いきや、これは6時間当たり(1ブロック)の料金。追加1時間ごとに10,000ウォンを加算する旨が書かれています。そして4時間追加したら2倍払ってねと…。さらに、18時から7時半までは「最低2ブロック」との記述が…。
読めば読むほどなんだか詐欺のような料金表です…。
つまり結局普通に夜を明かすトランジットをしたかったら、スタンダードルームは110,000ウォン、1万円は必要ということです。しかも10%のサービス料と10%の税金がかかりますので、1万3千円は必要ということになりますね。結構高いです。ま、それは便利さと引き換えということなのでしょう。
ちなみに2人で使用するとスタンダードルームで追加12,000ウォン(1ブロック)のようです。
詳しくはこちらをご覧下さい。
トランジットホテルから元来た方向、写真で言うと右側を見るとこんな感じです。
結構薄暗いエリアです。
誰にも教えたくない穴場
いやー、こんなところがあったなんて知りませんでした。こちらはパソコンのコーナー。無料と書いてあります。
ビジネスマンならノートPCくらいは持ってきていると思いますが、レジャー目的の人ってスマホしか持ってませんよね?そういう人にとってパソコンって意外と助かるんじゃないかと思います。スマホじゃやりにくい操作とかってあるじゃないですか。僕は常時ノートPC持ち歩いてますのであまり感じませんが、スマホ時代こそデスクトップPCの需要ってきっとあるんですよね。
PCコーナーの奥にはこんなベッドが置いてあり休むことができます。ここぞ知る人ぞ知るエリアですね。空きのベッドもあります。
お子さんが長いトランジットで退屈しないように、キッズスペースも設けられています。
ちなみに、
45番ゲート前にもキッズスペースがありました。お子さんがいる方は4階のキッズスペースか、こちらのキッズスペースをお使い下さい。こういうのがあると親としては本当に助かるんですよね。
なぬっ!シャワーが無料ですって?
続いて、シャワーもあります。これはありがたいですね。
拡大してみましょう。無料って書いてあるではないですか!
無料ですよ無料!
朝の7時半から夜の21時半まで開いているようです。夜行便で朝着いたらシャワー浴びたいときありますもんね。そんなときにはここに来ればいいんです。
こちらはマッサージ屋さん。さすがに無料ではないと思います。
そしてカードラウンジもあります。SKY HUB LOUNGE(スカイハブラウンジ)と言います。ゴールドカードラウンジなのか有料ラウンジなのかよくわかりません。トランジット客は40%OFFと書いてあるので有料ラウンジなんでしょうかね。
コンパクトながら揃っている
そんなわけで、トランジットエリアは結構充実していますね。しかも気付かれにくい場所にあるため、比較的空いていました。出発階(3階)はいつも混雑しています。そんなときに4階に逃げましょう。少し薄暗いですが、快適なトランジットが過ごせますよ。さすがにチャンギのようにプールや映画館とまでは行きませんが、ホテルやシャワー、マッサージ、ラウンジもありコンパクトながら必要なものは揃っている感じがします。さて。
3階では時々こんなのに出くわします。民族衣装を着たパレード???
交通整理をしながらゆっくり進んでいきます。これを見ながらラウンジに戻りました。あとお土産屋さんもちょっと見て…。7時間のトランジットはあっという間、意外と早く過ぎましたね。
ということで次回はアシアナ航空A380搭乗記です。
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