イケてる航空総合研究所

ビジネスクラス搭乗記、弾丸旅行のノウハウ、マイルの使い方、貯め方、航空事故の真相などなど。

新幹線に忘れ物をしたらどうなるか ⇒ 車掌が確認し30分後に連絡をもらえます

今回は9月に行った弾丸旅行(中部=仁川=台北=新千歳=羽田=伊丹=名古屋)の最後の最後に犯した痛恨のミスについてお話します。

お土産を持って帰るという心理的負担

僕の弾丸旅行は基本的にカバン一つです。撮影機材、ノートPC、着替えなどなど、全てを少し大きめの吉田カバンのビジネスバッグの中に入れて出掛けます。

基本的にお土産は買いませんので、到着するときまでそのかばん一つです。しかし一流の男というもの、お土産なしでは帰れないときがありますよね。そういうときは必然的にカバン(荷物)が2つになってしまいます。今回は台北でパイナップルケーキを買い、そこから僕のカバンの数は2つになりました。

以前シンガポールに行った時、北京に飛ぶ機内の中にお土産を忘れたことがありました。基本的に僕はカバン一つで旅行しているので、カバンが2つになると、途端に忘れ物の発生率が上がります。重要なカバン1つにしか注意が行かず、もう1つのカバン(荷物)への注意がどうしても疎かになってしまうのです。


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お土産を買った瞬間から、それをどこかに置き忘れるリスクとともに移動することになり、僕には非常に大きな心理的負担が掛かります。

新幹線にお土産を忘れました

今回、台北からお土産をえっちらおっちら運んできたんですが、その旅程の長さからとても不安になりました。どこかに置き忘れてしまわないだろうかと…。台北からの旅程は、台北→新千歳→羽田→伊丹→名古屋です。長いです…。

しかも札幌では追加でお土産を仕入れます。さらに羽田でもお土産を仕入れます。伊丹では何も買いませんが、急いで降機して新大阪駅行きのバスに乗らなければいけません。そしてなるべく早い新幹線に乗りたいと思っています。乗り継ぎが多く、タスクも多く、常に急いでいるため、どこかに置き忘れるリスクが非常に高いんです。

それでも何とか忘れずに新大阪まで荷物を運んできました。新大阪から新幹線に乗れば名古屋です。しかし新幹線を降りる時、僕は網棚の上に忘れ物をしてしまったのです。


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(新幹線の車内:リニア鉄道館にて撮影)

新幹線に乗ったとき、座席は満席でお土産の袋だけを上の棚に上げました。それが災いしました。その後、一度もお土産のことを思い出すことなく、名古屋で降りてしまったのです。

名古屋まで運んで来たのに、最後の最後で、ついうっかりやってしまいました。

なんておれはバカなんだー!

と嘆いても後の祭りでした。新幹線は既に東京に向けて出発してしまいました。

新幹線を降り、「お土産がない」と気が付いたとき、どうしようもない徒労感に襲われました。「ここまで忘れずに頑張ってきたのに、なんてことだ…」と。

新幹線で忘れ物をしても高い確率で戻ってくる

すぐに名古屋駅の遺失物カウンターに行きました。「新幹線に忘れ物をしたんですけど…。」と言うと「じゃあこちらにお書き下さい」と紙を渡されます。乗車券を見せると乗った電車と座席位置を書いてくれます。そして荷物の特徴と中身、自分の連絡先を書きます。最後に、見つかった場合の対処方法を聞かれますので、届けて欲しい場合は、「着払いで発送」という選択をします。

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「いつ頃、(忘れ物が)あったかどうかわかりますか?」と僕が聞くと、

駅員:「え~っと、大体30分後くらいですね。」
僕:「えっ?30分でわかるんですか?」、
駅員:「それが新幹線のいい所なんです。」
僕:「つまり…?」
駅員:「新幹線ではこちらから連絡をすると車掌がすぐに探します。」
僕:「はぁ…。」
駅員:「在来線ですと終点まで探せないんですよ。」
僕:「なるほどー。ならば結構な確率で見つかりますよね?」
駅員:「はい、大体すぐに見つかりますね。」
僕:「よかった~。」
駅員:「見つかったらすぐに電話します。30分後くらいです。」
僕:「わかりました。どうかよろしくお願いします。」

対応してくれたのがかなりフレンドリーな方で、「新幹線でラッキーだったね」みたいなニュアンスで話してくれたのが印象的でした。というわけで、何とかなりそうな観測を持って帰宅しました。するとぴったり30分後に電話がかかってきました。

お忘れ物、見つかりました。

さっきのフレンドリーな声が電話から聞こえました。ホッとしました。

いやー、新幹線って凄いですね。すぐに車掌に連絡してくれて、終点に着く前に荷物を確保してくれるんですよ。盗難リスクは極めて低いと感じました。

そんなこんなで、僕の荷物は2日後に自宅に戻りました。

ちなみに、こんな箱に入っていました。


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東京手ぶら観光。

なんて嫌味な…。

おれは手ぶら観光なんかしてねーぞー!一生懸命台北から持って来て、最後の最後に東京行きの新幹線の中に忘れたんじゃー!

と言いたくなる気持ちを抑えて、「ホント新幹線って凄い」と感心していました。もし重い荷物を持っていて、そのまま家に持って帰るのがしんどかったら、わざと忘れて、着払いで送ってもらう、なんて悪知恵さえも働いてしまいますね。それくらい便利な、と言ったら不謹慎ですが、それくらい素晴らしいサービスです。日本ならではの細やかな心遣いです。

着払い代金は約1,400円。新千歳で買った「ナマもの」が入っていたので、追加で1,500円くらいを損失を出してしまいましたが、それ以上の価格の品物(たとえば金塊とか)が入っていたので本当に助かりました。

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何故お土産を忘れるのか

一応いい訳もしておきます。僕がなぜこんなにも忘れ物をするのか。実は一度や二度じゃありません。以前、新千歳でお土産を買ったとき、隅っこの方で荷物の整理をしたら、そのままその荷物をその場所に忘れたことがありました。また、スーツケースの上に置いたカバンを落として、そのまま気付かずに歩いていったこともありました。機内に本を忘れたこともあります。

何でこんなに抜けてるんでしょうね。

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多分、僕の旅行は常に焦っているからだと思います。

  • 乗り継ぎがタイト。
  • 移動中にこなすタスクの量が多い。
  • 降りる直前まで集中している作業がある。
  • ネタ探しに気を取られている。

などなど、原因となるものを挙げると色々と出てきます。僕の旅行は常にマルチタスクで頭がオーバーフローしているんですよ。忘れるときは必ずと言っていいほど、何か他の重要なことを考えています。

今回は新幹線から降りる直前までパソコンを開いていました。そして降りる10分前に電池切れになり、慌ててコンセントにつなぎました。そして降りるときも、「うわっ、もう名古屋だ!」と慌ててコンセントを抜き、上の棚など確認せずに降りてしまいました。この焦りが忘れ物を生みましたね。もう少し精神的な余裕があれば、上の棚に注意が向いて、無事に持って帰れたかも知れません。

僕は移動中に写真の整理をしています。家に帰るまでにブログに載せる写真を選んで適切に処理を施し、写真をアップロードするところまでをノルマとして課しているんです。これをやっておかないと、翌日からスムーズに記事を書き始めることができません。なかなか集中力の要る仕事です。これを降機、降車直前までやっているから忘れ物をしてしまうんですよね。これからは降車5分前にはこれをやめて、心を落ち着けて降りたいと思います。

いやはや、フツーのサラリーマンがブログを続けるのって大変なんですよ。お土産を忘れるくらいの集中力で常に動いているということなんです。それくらい時間に追われています。もっとゆっくりできないものかと考えますが、家に帰ってから作業をしようと思っても、疲れてできませんし、翌日から仕事だって家事だって育児だってありますので(これでもだいぶ放棄している方)、何とか自由の効く時間にタスクをこなしておくしかないんです。

今回は新幹線で本当に良かったです。どうせ忘れ物をするなら次回も新幹線がいいなと思います。あとナマモノは買わないことですね。そうすれば仮に忘れたとしても送料だけで済みますから…。

以上、自らの失敗談を暴露してきましたが、やはり忘れ物をすると悲しいですし、余計な出費もかさみますので、皆さんも降りる前には必ず身の回りを確認して下さいね。


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