イケてる航空総合研究所

ビジネスクラス搭乗記、弾丸旅行のノウハウ、マイルの使い方、貯め方、航空事故の真相などなど。

中距離LCCに初めて乗ったら、とにかく喉が渇いて腹が減った件について。

初めての中距離LCC

タイ・エアアジアXで名古屋(中部)=バンコク(ドンムアン)を往復した時の話ですが、往路でも復路でも感じたことは何かというと、とにかく

喉が渇く

ということと、

腹が減る

ということでした。往復ともに食事をオーダーしたにも関わらずお腹がグーグーだったんです。もちろん喉もカラカラでした。

僕自身、実は中距離LCCに乗るのは初めてで、これまでに乗ったLCCで最長路線は成田=台北だったんですよね。大体3時間くらいのフライトでしたので、「何だ、LCCなんてへっちゃらじゃん」なんて思っていた節がありました。

それが今回は6時間超え。しかもLCCはそんなに頻繁に乗らないので、機内でどんな風に過ごすかなんて考えもせず、いつも乗っているフルサービスキャリア(FSC)のイメージで乗っちゃったんです。つまり、

  • 機内で何か食べればいい
  • むしろ腹を減らして乗った方が得である
  • トイレに行きたくなるので飲み物は控える

と無意識に思ってしまったんですよね。それが今回は大失敗でした。LCCはLCCなりの対策を取らねばならないということが、今回のバンコク往復で体得した教訓です。

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提供される飲み物について

往路のビジネスクラスで提供されたペットボトル2本で、合計0.66mL。


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一本は乗り込むと座席に既に置いてあり、もう一本は食事のときに出てきました(1本330mL)。

きっと喉が渇くと思い、乗り込む前にアセロラドリンクを買って乗ったんですが、セレモニーの熱気で喉がカラカラになってしまい、搭乗前にほとんど飲み干してしまったんですよね。ということで、機内で僕に与えられた液体は0.66mLのみとなってしまいました。

一方、ドンムアン空港からの復路では搭乗前にスタバでカフェモカのグランデをガブ飲みしてから乗ったので、序盤はさほど喉の渇きは感じませんでしたが、中盤になると「あー何か飲みたいなー」という状態になり、食事の提供が出発約3時間後と言うこともあって、お水が提供されるまでかなり我慢する羽目になりました。

復路に至っては、5時間半のフライトで330mLしか液体を飲んでいないのです。普段のビジネスクラス旅行とは大きな違いが感じました。対策をしなかったことが非常に悔やまれました。

というか「対策をしなければいけない」ということをうっかり忘れてしまうんです。前日に体験したにも関わらず、何故かいつものFSCのイメージで乗ってしまうのでした。


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乗る前にスタバでコーヒーを買ったのも、LCC対策というわけじゃなく、単に(いつも飲んでいる)朝のコーヒーが飲みたかっただけなんです…。

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機内販売は非常にハードルが高い

「機内で何か買えば済むのでは?」とお思いの方がいらっしゃるかと思います。ハイ、その通りです。いけてるこうくうはケチなんです。

と判断されてしまうのはちょっと早計でして、機内で買い物をする場合には以下のルールに縛られてしまうんですよ。

  • クレジット払いは最低500バーツ
  • 日本円(外貨)使用はお札のみ
  • お釣りはタイバーツのみ

弾丸旅行の僕にはどう考えても不向きでした。飲み物だけをクレジットで払うのは無理ですし、千円札で支払ってタイバーツの小銭をもらっても困ります。どうせ為替レートも激しく悪いでしょうし…。「飲まないと死ぬ」ところまでは追い込まれていなかったので、

まぁ我慢するか

となっちゃったわけなんですよね。というわけで僕は提供されるペットボトルの少量の水だけを頼りに命からがら帰ってきたのでした。

提供される食事について

往路はビジネスクラスに乗ったためご飯は無料。


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グリーンカレーをオーダーしました。中部を離陸した後、すぐに(17時過ぎ)に食事の時間となるんですが、約6時間飛行した到着時(日本時間23時)にはおなかはグーグーに。

この機内食、結構量が少ないんですよ。この分量ならば少なくとももう一食オーダーしないとお腹いっぱいにはならないです。

というわけで、ドンムアン空港のアマリホテルにチェックイン。部屋に行く前にホテルのレストランに直行し、激しく高いハンバーガーを食べるのでした。


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しかし、そのハンバーガーの美味しかったことと言ったら…。ドリンクにパインジュースを付けて1,800円もする高級ハンバーガーセットなんですが、そんなことを気にもせず肉に食らいついてしまう僕は、相当なハングリー精神で機内を過ごしていたということですね。

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ハンバーガーを食べ終わってようやく部屋に入ると、今度は「甘いものが食べたい」という衝動に駆られまして大変でした。いつもはお腹いっぱいで降機して、ホテルでは「もう何も食べなくない」と思うのに、とにかく食べたくて仕方がないわけです。稀に見る異常な食欲でした。

今回学んだこと

タイ・エアアジアXに乗ってバンコクまで飛んだ感想は、タイトルにもしましたが、

とにかく喉が渇くし腹が減る

ということです。前述しましたが、僕はバンコクくらいの中距離をLCCで飛んだことがなかったんです。5~6時間のLCCフライトは僕にとって未体験ゾーンだったんです。

いつもはフルサービスキャリアのビジネスクラスに乗っているので、とにかくお腹いっぱいで、カバンに食べ物や飲み物を入れていくだけ重量の無駄になってしまいます。

しかしLCCの場合は、飲み物の持ち込みは必須です。そしてチョコとかグミとか何でもいいので1つか2つ持って行った方がいいです。いや、パンとかの方がいいかも知れません。LCCでは飲食物持ち込み禁止のところが多いので、こっそりやりましょうね。その前に腹いっぱいにしてから乗るのが基本です。

そんなわけで、LCCに乗り慣れない人は中距離以上のLCCは要注意です。フルサービスキャリアの感覚で乗ると大変なストレスを感じることになりますから…。

どうかお気を付け下さい。


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