地獄の北京乗り継ぎ
僕の弾丸旅行は何故か北京で乗り継ぐことが多いです。その度にあ~北京乗り継ぎか~(凹)
って思うんですよね。要するに「嫌」ってことです。世界の超大国中国の首都にある空港がこの乗り継ぎの不便さじゃダメだと思いますが、現実にそうなんだから諦めるしかないですね…。
しかも今回の本題である中国のラウンジも、首都の空港で、かつナショナルフラッグキャリア(エアチャイナ)のラウンジでも、劇的にショボいです。
と言うわけで前段として北京乗り継ぎの不便さをまずはお話しします。
大抵の国際線はターミナルEに到着します。一番端に位置するEコンコース、とにかく広くて歩くのがしんどいんですよ。今回は不幸なことに最も端に付けられてしまったので、どれだけ歩いたことか。
でも、北京首都国際空港の唯一のいい所がここ↓です。
ここだけは感動しますよね。
すごい宮殿感!
乗り継ぎの場合でも入国の場合でもこの宮殿ビューの場所から無人トレインに乗ってメインターミナルであるCまで行きます。またこのトレインも乗車時間が長くて面倒くさいんですけどね…。
僕はこれから中国国内線に乗り継ぐんですが、ならばEからDへ移動できればいいのに、一旦Cまで戻って、もう一度トレインに乗ってDまで行かないといけないんですよ。もう面倒くさくてたまりません。ヒョイっと階段を上がって乗り継げる仁川とかが恋しくなります(それは国際=国際乗り継ぎの場合ですが)。
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ここがメインターミナルの国内線乗り継ぎゲート。20時から5時は閉鎖されているそうなんですが、ちょっとふざけてますよね。朝はまだしも夜が早過ぎます。
しかも案内も悪くて、やたらと警察はいるのに案内係がいないです。仕方なく警察の人に聞いても絶対に英語は話せませんから会話になりません。しかも適当に「あっちだ」とかって指を差すので、すごい混乱します。中国人の道案内は絶対に信じてはいけません。知らなくても「あっち」と言って答えちゃいますから。それは以前の記事に書いた通りです。
まとめると、北京乗り継ぎの弱点は以下です。
- 歩く距離がとにかく長い
- 表示がわかりにくい
- 聞いても間違った答えをされる
- 英語が全く通じない
などですかね。
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中国のラウンジの何がイケてないか
ここからが本題。中国の空港ではどこに行ってもラウンジがイケてないです。北京首都国際空港の国内線ラウンジです。広いんですが客も多いのでかなり混雑している感じです。
ここで何がイケていないか挙げて行きましょう。
ラウンジにOAデスクがない
これ、一番困ることです。僕はラウンジで写真整理と写真のアップロードをしたいんですよ。これをやっておくだけで帰ってからすぐにブログ記事が書けるからです。搭乗直後で記憶がフレッシュな状態で、その便で起こった出来事をメモして写真を縮小、アップロードして書くだけの状態にしておきたいんです。しかし中国のラウンジは全般的にこんなテーブルしかありません。
ほとんどが背の低い丸テーブルなんです。これじゃご飯しか食べられません。このテーブルでPC作業をしようとするとかなりの前傾姿勢を強要されます。しかもテーブルの形が円形だとマウスを走らせるスペースがないんです。
何とかOAデスクを探すんですが、あったとしてもすごく少ないです。混雑していると空席がないこともよくあります。
中国人ってラウンジでPCを使った仕事しないんですかね?日本のラウンジはテーブルよりむしろお一人様用のデスクがずらーっと並ぶ光景が見られますが、中国は丸テーブルが専門。ラウンジで仕事ができるように設計されていないというのが最大の弱点です。
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電源がない、または壊れている
PC作業を行う人達にとって電源はクリティカルな問題。いつ電池切れになるかわからない状態では、なるべく「(電源)がある」場所でフル充電しておきたくなるものです。しかしデスク席が少ない中国では電源を探すのも一苦労です。こんなコンセントがあるテーブルを探すんですが、これがまた曲者で結構な確率で故障しているんです。そもそもコンセントがあるテーブルが少ない上にその一部は動かない。もうここまできたらギャンブルですね。ノートPCに通電したときに喜びと言ったら、宝を探し当てたような気分になります。
ちなみにこのコンセント、隣にUSBのポートもあるんですが、そちらは通電しませんでした。
Wi-Fiが繋がらない
中国のラウンジではWi-Fiの問題もあります。基本的にラウンジにフロントにWi-Fiのアクセスポイント名とパスワードが書いてあってそこに繋ぐだけなんですが、たまにユーザー登録をしないといけないときがあって、そのユーザー登録が上手く行かないことがあります。この画面は虹橋空港のラウンジのものですが、一旦Wi-Fiに繋いで自分の携帯電話に認証コードを送るタイプのWi-Fiだったんですよ。そしたら日本の国番号が選べないんです。中国の「+86」しか選べず、日本の携帯電話に電話をすることができませんでした。日本人が少ないからかも知れませんが、外国人に対して非常にアンフレンドリーな環境です。
また、北京の国際線ラウンジは非常に接続が不安定ですぐに切れます。画像のアップロードが途中で止まっちゃったりして苦労しました。
さらにはGoogleもYahooも使えません。「あれ?何で検索すればいいんだ?」と一瞬考えちゃいました。百度に繋ぐのに苦労しました。
と言うようにWi-Fiと言うかインターネット環境が全体的に非常にPOORです。
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とにかくうるさい
最後はうるさいこと。隣に座ってたオジサンが突然大声でしゃべり出したりするから驚きです。どこかから電話が掛かってきたんでしょう。10分も20分もしゃべるからイライラしちゃいます。日本のラウンジの静かなこと。たまに海外出張の日本人グループが大挙して入ってきて機密情報がふんだんに含まれる仕事の話を大声でしている場合もありますが基本的に静か。しかし中国のラウンジはワイワイガヤガヤです。
なのでイヤホンは絶対に忘れてはいけないアイテムです。音楽を大音量で聴いて騒音をシャットアウトするんです。しかし、ユーチューブが見られないので困ります。今回の北京経由の弾丸旅行では、お試しで1ヶ月無料のユーチューブアプリを使用して、事前に音楽をダウンロードして使いました。
まとめ
これまで書いてきたように、中国の空港ラウンジはホント酷いです。もう少しグローバル化して欲しいなーと思いますね。僕が一番改善して欲しいと思っているのが丸テーブルです。あのテーブルじゃ仕事になりませんから。ラウンジに求めるものは仕事(趣味)ができる環境なんです。僕はラウンジでご飯系をほとんど食べないのでちょっと特殊な方かも知れませんが、やはり多少は仕事ができるデスクが必要ですよ。
そこんところ、早く気付いて改善して欲しいと思います。まぁ本来ラウンジは休むところ、飲食しながら優雅に寛ぐところなのかも知れませんけれども。日本人は勤勉ですから…。趣味ですら仕事以上に力をいれますから(笑)…。
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