意外に使えるモバイルルーター
国際線が事実上ストップしてからほぼ1年が経ちました。今一番要らないものがパスポート。「もしかしたら失くしてしまったかも!」なんて心配になります。というのは冗談としてもその他、海外でのデータ通信用に買ったモバイルルーターとかも今一番要らないデバイスです。と、思いきや、そんなモバイルルーターが意外に使えるんですよ。(日本でも使えるヤツに限る)
僕自身、これは便利だと思った使い方は2つ。Wi-Fiのないカフェ(喫茶店)でパソコンをするとき、例えば名古屋で言えばコメダとかそういうところに当たります。もう一つは月末になってスマホのパケットが足りなくなり500Mも追加したくないときです。
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人生を変えるデバイスだった
ということで、ここからはデバイスの紹介に移ります。(実はこの記事1年以上前に下書きした記事でして、当初ルーターそのものの紹介をしようと思って書いたものでした。)皆さんは海外でモバイル通信をしたい時どうしていましたか?大手通信会社と契約されている方は海外ローミングサービスを使用しているんでしょうか?それともイモトのWi-FiのようなレンタルWi-Fiを借りて持って行っていましたか?でなければ海外用SIMを買って自分のスマホに差し替えていたんでしょうか?いずれにも当てはまらない方は、きっと公共のWi-Fiを使っていたんだと思います。
僕は格安スマホを使っているため、海外ローミングサービスなどという高級なサービスがありません。かと言って毎回ポケットWi-Fiを借りるのも結構高いですし、手続きが面倒なこともあってかつて一度も借りたことがありません。そんな海外では弱い公共Wi-Fiを求めて彷徨っていました。むちゃくちゃ不便でした。
しかしこのPokefi(ポケファイ)というデバイスを買ってからというもの、
人生が一変しました。
これがそのPokefiというデバイス。
なんと、スイッチをONにするだけで、世界中どこでも自分のスマホでモバイルデータ通信ができます。約100ヵ国で使用可能です。日本人がよく行く国はほとんどカバーされています。買い切りのため初期投資は掛かりますが、あとはデータの追加のみで対応できるため、長く使うほどお得です。
・購入は2万円程度(5Gデータ付き)
・チャージは5Gで15ドル
相場は上記の通りです。僕はメルカリで購入しました。今、調べると楽天では24,000円程度で売っています。メルカリでも17,000円程度で売っています。(いずれも執筆時)
イモトのWi-Fiだと1回7日間(1日500Mプラン)借りるだけで、7,000円~8,000円程度かかるため、3回程度で元が取れることになります。また500M追加で500円も取られる日本の携帯電話会社と比較して、5G追加で15ドルは格安です。
いずれにしても長く使えば初期投資を完全に回収できるほどお得なルーターになります。
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スペックについて
正直、スペックについてはあまりよくわかりません。なので、箱の裏に書いてあるものを載せておきます。これを見てご判断下さい。使っている感覚としては、日本でモバイル通信をしているのと同じ感覚です。遅いとか、逆に劇的に速いとか、特に感じません。ちなみに取扱説明書は英語です。日本語版が付いているものも売られているようですが、基本は英語だと思って下さい。でも全然難しくありませんのでご安心を。中学生レベルで十分理解できる内容です。
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使い方は超簡単
使い方は非常にシンプル。現地に行って真ん中のスイッチを3秒間押すだけです。勝手にその国のモバイル通信の電波を拾って繋がってくれます。難しい設定は一切不要です。日本でも同じです。このように赤く点滅している状態は電波を探している状態。
少し待つ(早くて1分くらい)と緑色の点滅に変わりますので、その状態になれば通信可能。スマホの接続先にこのPokefiを選んで、パスワードを入れるだけです。パスワードは箱の側面に書いてあります。一旦スマホとルーターを繋げば次回以降は自動接続なのでホントにボタンを押すだけで繋がります。
連続使用時間は約12時間。ギリギリ朝から晩まで持つくらいです。途中Wi-Fiを拾える環境があれば電源を切っておくのがベストでしょう。
僕、朝から晩まで付けっぱなしで、かなり電池がヤバい状態になりました。一日繋ぎっぱなしにした夜、車を運転するためスマホをナビ替わりにしようとして電池切れ寸前であることに気付き、ヒヤヒヤしたことがあります。海外で夜、道に迷ってモバイル通信が使えなくなったら最悪ですからね…。
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購入時に一番苦労したこと
このWi-Fi、買ったときに日本で接続確認をすることになるわけですが、その時は繋ぐのにかなり苦労して1時間以上格闘したことがありました。しかし初めてアメリカに持って行ったとき、機内でオンにしたらすぐに繋がって、「えっ?こんなに簡単に繋がるものなの?」と思った記憶があります。台北でもマカオでも中国でもすぐに繋がりました。初回のセッティングだけは難しいんでしょうか?その後、日本でもすぐに繋がるようになりました。
また、このPokefiの管理画面であるManagementページに行けない不具合があって困りました。Managementページでは、このPokefiの使用状況が確認できたり、データ購入ができたりします。
直接アドレスを打ち込んでも、ブックマークしておいたリンクから繋いでもエラーになって非常に困りました。そんな時は再起動。しかし何度再起動しても行けません。「まぁいいや」と諦めた後、ちょっと時間が経って電源を入れ直したら繋がりました。
その後、Managementページに行けない不具合はなくなったので、買った直後にあれこれいじっていると変なモードに入っちゃうんだろうなぁと思っています。何かとトラブルはありますので、おかしいときは何度も再起動、気長に付き合うのがコツみたいです。
買った初日以降、何のトラブルもありません。海外でも日本でもボタン一発ですぐに繋がります。
こちらは箱に貼られている暗号類です。
IMEIはマネジメントページのパスワード(全体桁の下6ケタ)。SSIDはこのPokefiのアクセスポイント名です。PWDはパスワードで、上のアクセスポイントを選択したときのパスワードです。
もちろん複数人で使うこともできますので、そんなときはパスワードを教えてあげましょう。
まとめ
このデバイス、本当に便利です。絶対に買いだと思います。今は相当なことがない限り海外に行けませんが、今後頻繁に海外に行く予定があるならば、持っておいて絶対に損はないでしょう。このデバイスは2万円程度で買えますので、前述の通り、レンタルWi-Fiで1回7,000~8,000円を3回繰り返したら元が取れるということです。
そして、コロナ禍の今でも結構使い道があると言うこと。僕はコメダに行くときは必ず持って行きますし、月末にパケットが足りなくなったらカバンに忍ばせています。海外用のルーターとは言え、世界どこでも使えるものなので、日本でも使えるのが非常にありがたいです。
ということで、海外旅行に行けない今でも大いに使えるモバイルルーターのご紹介でした。
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