イケてる航空総合研究所

ビジネスクラス搭乗記、弾丸旅行のノウハウ、マイルの使い方、貯め方、航空事故の真相などなど。

CAさんと究極の羞恥プレイが楽しめるプレミアムクラス折り返しのススメ

乗ってきた飛行機で折り返して何が悪い

先日、ANAのアップグレードポイント消化のため中部-旭川を往復してきたんですけれども、それが35分の滞在で、乗ってきた飛行機で帰るという単純な折り返しの旅だったんですよ。

これを人に話すと「なんで?全然意味わかんない」とか、そういう冷たい反応が返ってくるんですけどどうしてですか?

僕としては、飛行機に乗るだけなんだから、乗ってきた飛行機で折り返すのが、それ以上の費用も時間も掛けない最良の方法だと思っているんですが、皆さんアタマがカチカチのようで、飛行機に乗ったらどこか観光をしないといけないとか、何か名物を食べないといけないとか、酷い人では最低でも1泊しないともったいないとか、そんな強迫観念を持っているみたいなんです。

乗ってきた飛行機で折り返して何が悪いんですか?

いいですか?目的はANAのアップグレードポイントを消化することなんです。もっと簡単に言えば飛行機に乗ることなんです。なのに何故、現地での滞在に重きを置こうとするんですか?僕はその意味が全然分かりません。

と言うのは単なる強がりでーす。

ホントのことを言うと、僕も旭川観光の一つくらいしたかったです。でも中部-旭川は一日1往復しかありませんので、一泊旅行なんて滅多にできない僕には、折り返しで帰ってくる以外方法がなかったんです。

そんだけでーす。

乗りヒコの義務だと思います

そんな旅行の何が楽しいかって?そんなに価値があることなのかって?

それは、、、ですね…。

義務なんですよ!

皆さんは貰ったポイントを捨てられますか?ビックカメラとかヤマダ電機のポイントをやすやすと捨てられますか?ポイントが切れるとなったら、不要不急でも単三電池とかプリンタのインクとか買うでしょ。餃子の無料クーポンを貰ったら、本当は牛丼が食べたいのにラーメン屋とか行くでしょ。それと同じなんです。

航空会社からもらったアップグレードポイントを捨てるなんて言語道断です。たかが9,000円分の価値(プレミアムクラスの追加料金)のために、僕は5万円でも10万でも払える男なんです。ってのはちょっと言い過ぎですけど、今回はその価値のために12,000マイルを払いました。それくらいはもったいないと思わないんです。マイルを使ってもいいからポイントを使い果たしたかったんです。


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セントレアの11番ゲートをくぐって、


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この極上座席に身を委ね、上がって降りて上がって降りてとやってたら、


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えー!もうセントレアですか?

みたいな…。

楽しいですよね、意味もなく折り返すのって。

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プレミアムクラスのいいところ

それでは「ヘンタイ乗り」が得意中の得意な、いけてるこうくうが「単純折り返し」の醍醐味を解説しちゃいます。

もちろんこれから書くことは「単純折り返し」以外でもプレミアムクラスならどんな旅にも当てはまることが含まれますで、「限られたオタクの遊び」だとは思わずに読んで頂けると幸いです。

また、アップグレードポイントを消化する目的以外でも、「修行」をされている方ならプレミアムクラスに乗る機会も多いと思いますので、「プレミアムクラスの楽しみ方」という観点で見てもらっても良いと思います。

CAさんと羞恥プレイが楽しめる

1つ目は「単純折り返し」限定の楽しみ方です。

ドMなお兄さん、お姉さん方には、僕は声を大にして「乗ってきた飛行機で折り返しなさい」と勧めます。これがたまらなく楽しいんです。飛行機に乗ることを楽しむだけならこれが最も効率がいいです。

ただし一日1便しかないような行き先に限りますよ。そして乗ってきたクルーがそのまま折り返す場合に限ります。

何故ならCAさんとの究極の羞恥プレイが楽しめるからです。

僕が今回経験した究極の羞恥プレイはこんな感じです

復路の機内乗り込むと一枚のメッセージカードが僕の座席に置いてありました。

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お帰りなさいませ

と書いてあるではないですか!!!

えー!チョー恥ずかしいんですけどー!

しかも、僕が席に座ると、CAさんが次々に僕に話し掛けてくるではありませんか。

お帰りなさいませ!

お帰りなさいませ!

と…。

僕が座席に座っていて、普通席の乗客が通路に並んでいるときに、そのフレーズを言われるんですよ。もう恥ずかしいのなんのって。

通路の客からは「何だコイツ?」、「なんでお帰りなんだよ」という目でジロジロと見られます。僕は、あまりの恥ずかしさに、思わず「いや、そ、そ、それは恥ずかしいです…。」って言ってしまいました。

こんなプレイが楽しめるのが、乗った飛行機で折り返す一番の醍醐味ですね。

何度も言いますが「お帰りなさいませ」ですよ。メイドカフェじゃありませんから。ここは秋葉原じゃありませんからね。しかしそれと全く同じ状況がANAの機内で繰り広げられるんです。

たまりません。

もちろんこんな羞恥プレイを楽しむには事前にCAさんに話しておかなければいけません。乗り込んだ時に「あの、ボク、この折り返し便にも乗るんですぅ。てへへ。」なんて感じで伝えておくとよいでしょう。

ストーカーに間違えられたら困りますので、「アップグレードポイント消化の目的で、毎年必ずこの時期になるとやってるんですよ」なんて伝えると、「あら、ボクちゃんはヘンタイなのね」と理解してもらえて、より刺激的な羞恥プレイに発展させることが可能です。

ちなみにこのようなプレイは普通席でも受けられないことはないですが、やはりなかなか難しいと思います。普通席ではメッセージカードが座席に置いてあることはまずないでしょう。しかも普通席は乗客数が多いですので、相手にしてくれない可能性が高いです。

追加料金を払った者のみが許される上級クラスならではのサービスと思った方がよいと思います。

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機内放送で辱めを受けたことも

僕が体験したことのある折り返し羞恥プレイはこれだけではありません。

過去に中部-福岡を往復した時のこと。同じ飛行機での折り返しではなかったのですが、とにかく福岡に着いたらすぐに中部行きの飛行機に乗らねばならず、しかも到着が遅れたんですよ。同じ飛行機で折り返すわけではないので、到着が遅れれば出発が遅れるというパターンではなかったんです。福岡では乗り継ぎの時間が15分くらいしかなくなってしまいました。

到着すると機内放送が入りました。「名古屋へお乗り継ぎのいけてるこうくう様、地上係員までお知らせ下さい。」と。名古屋から飛んで来て名古屋へ乗り継ぐ乗客なんているわけないじゃないですか。それなのに、誰もが耳を疑うような放送をされてしまったわけです。

「この先お乗り継ぎのいけてるこうくう様」ならまだよかったんですが、「名古屋へお乗り継ぎの」と言われてしまうと確実に周りから辱めを受けます。

この時、周りからはどよめきが起きました。「うそやろっ」だったか「そんなわけないやろ」だったか、前の人はそんなことをボソっとつぶやきました。当たり前です。名古屋から来て名古屋に乗り継ぐ客は普通いませんから。

そして飛行機から降り、地上係員に話し掛けました。周りからは「あ~アイツだよ」ってな感じで後ろ指を指されまくっている気がしてたまらなく恥ずかしかったです。中にはCAさんの間違いだと思った人もいるでしょうね。でもCAさんは訂正をしなかったので、本当に名古屋に乗り継ぐ意味不明な客がいると思われたに違いありません。

それに負けず劣らず、今回の「お帰りなさいませ」プレイも本当に恥ずかしかったです。メッセージカードだけならまだマシでしたけど、他のお客さんが並んでいる中で、僕に「お帰りなさいませ」と声を掛けるのは反則ですって。

そんな感じで、単純折り返しの場合は何らかの羞恥プレイが行われる可能性が高いです。それこそが単純折り返しの醍醐味ですから、是非是非皆さんも試してみて下さい。

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タダ飯が食べられる

プレミアムクラスの一番のメリットは食事が出ることです。修行をされている方なら、プレミアムクラスに乗ることで修行中の食事代を浮かせることができるのは大きなメリットですね。

食事の時間ならばお弁当(Premium GOZEN)が出ます。そして食事と食事の合間の時間(出発が13時01分~16時59分)であれば軽食+おやつ(Premium SABO)が出ます。

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こちらはPremium SABOの箱です。


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Premium SABO中を開けてみるとこんな感じ。サンドイッチとサラダにミニお菓子が3点入っていました。


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また、コーヒーを頼むとクッキーが付いてきたりもします。このさりげなさにプレミアム感があります。


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ドリンクも何だか美味しいものが出てきますし、お酒がお好きな方は、急性アルコール中毒で緊急着陸させるまで飲むことができます。

美しい景色に出会える

プレミアムクラスの単純折り返しであえてこれを入れるかと言う感じですが、まぁ入れておきましょう。普通席よりも圧倒的に広い座席で眺める景色は格別でもあります。

飛行機は往路と復路で全く別のルートを通るため、単純折り返しをすると、往路の記憶が鮮明なうちに復路を体験するので、ハッキリと別ルートであることを認識できます。(雲がない時に限りますが…。)

ちょっと大袈裟で無理矢理感がありますが、上級クラスから見る眼下の景色もプレミアムクラスの楽しみ方の一つだと思っています。


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セントレアを離陸して北上するルートでは左側に木曽三川が見えます。


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セントレアから北上したこの辺りは急峻な山々が連なるエリアで、天気が良いととても綺麗な景色に出会えます。特に冬山は美しいです。アルプスを飛ぶなら冬に限ります。


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雪の旭川にアプローチします。北海道まで来ると一面の雪景色。中部地方の太平洋岸ではあまり見られない景色に目を奪われてしまいますね。


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着陸間際になると地形の起伏がよくわかるようになり、地形の起伏通りに雪が積もっているんだなぁというのが分かります。


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こちらは帰りの便です。ちょっと見にくいですが、右手後ろの方向に、離陸した旭川空港が見えます。


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少し上昇するともっと美しい空港の姿を見ることができました。


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帰りの便では知多半島を回り込んで南から進入します。往路では名古屋の市街地の景色が楽しめましたが、帰りも同じ風向きだと名古屋の市街地の景色は楽しめません。ルートが全く違います。

まるで北海道までの遊覧飛行をして帰ってきたみたいですね。

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スリッパがもらえる

最後にこれ、結構ありがたいんですよ。

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スリッパは持ち帰り自由です。機内で履いてそのまま持って帰ってもよし、履かずに袋ごと持って帰っても良しです。

海外のホテルに泊まるとはスリッパが用意されていないことが多いですので、海外出張にはこれを持って行くと非常に助かります。

また長距離国際線のエコノミークラスに乗る時にも持って行きます。靴を履いているよりもスリッパに換えた方が圧倒的に快適に過ごせますからね。

スリッパはおまけ的な要素ですが、実はかなり使えるんです。僕は集めすぎて在庫が有り余っているので最近は持ち帰っていませんが…。

皆様も是非やってみて下さい

そんなわけで、若干無理矢理ながらも「単純折り返し」の魅力について語ったわけですけれども、皆さんなかなかこういう旅行ができないみたいでお困りの様子です。

どうしても現地で予定を入れてしまうみたいなんです。修行僧の方ならまだしも、修行を終えた方々は特に「今さら折り返す意味がわからない」とおっしゃいます。

でもですね。飛行機に乗りたいだけなら、こういう旅行スタイルが最もお金を節約できるんですよ。だって飛行機に乗る以外のお金は必要ないのですから…。

皆様もこれを機に、乗ってきた飛行機で折り返すだけというヘンタイ旅行をしてみたらいかがでしょうか?いつもとは違う興奮を味わえるはずです。

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B737のプレミアムクラスもたまにはいいですよ。どうしても大型機のプレミアムクラスに憧れてしまいますが、ひっそりと羞恥プレイを楽しみたかったら乗客の少ない2-2の2列配置がいいかも知れません。

お帰りなさいませ!

この恥ずかしさを是非とも皆さんに味わっていただきたいと思っています。


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