ゲートからエントランスへ
ハレクラニ沖縄の宿泊記2回目は、お部屋以外の色々なところを紹介したいと思います。ハレクラニ沖縄の敷地は広いですから、お部屋以外にも色々な美しい景観に出会えます。プールだってビーチだってありますからね。ちょっと残念だったのは曇り空だったこと。なので、ちょっと色が映えませんが、そこは晴れの日を想像しながら見て頂ければと思います。
先回のお部屋紹介で、ゲートのところを紹介しましたが、今回はもう少し詳しく行ってみましょう。
こちらゲート。恐れ多くて入るのをためらっちゃうような重厚さです。その中にも沖縄建築の温かみのある雰囲気がありますね。
サンセットウィングのレセプションへと上がる道ですが、車道の隣に歩道もありますので、徒歩でも上っていけます。ゲートを出て左側徒歩1分ほどのところにコンビニ(ローソン)がありますので、歩くことも意外とあるかも知れません。
最後は階段で上り切ります。
こちらがサンセットウィングのエントランス。整えられた上品な趣きがあります。
ドア横には池があり涼しげな様子。
ここで、ハレクラニ沖縄のマップを示しておきましょう。
ちょっと細かくて見にくいですが、左側に縦長に伸びる棟がサンセットウィング。真ん中辺りに横に伸びるのがビーチフロントウィングです。
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初めてならサンセットウィング
初めてハレクラニ沖縄に泊まるならサンセットウィングがおススメです。プールやレストランには遠いですが、到着した時の感動が大きいからです。海が見え、風通しの良いロビー。そんなに広くはないですが、「高級リゾートホテルに来たぞ!」という気分をMAXまで盛り上げてくれます。
夜のロビーもとてもムーディーでいい感じ。
ロビーから出て右を見たところ。
サンセットが眺められるプールもあります。
それではロビーを離れ、サンセットウィングの宿泊棟に向かいましょう。
客室への通路は吹き抜けになっており、普通のマンションのような感じ。少し奥まっているので風雨はある程度凌げるかと思います。台風の時は、、、知りません。
外には道があるので、天気がいい日は道に出て歩いた方が気持ちよさそうです。
外に出ればこんな風に南の島のリゾート気分を存分に味わえます。
サンセットウィングはエントランスの南側と北側に伸びているんですが、今までの写真は南側、上の写真は北側です。
こちら本家ハワイのハレクラニのお庭です。
どうですかね?本家と似てますかね?(2007年)
正統派のビーチフロントウィング
サンセットウィングが変化球だとしたら、ビーチフロントウィングは直球といった感じ。レストランがあり、ショップがあり、プールがあり、ビーチがある。そんな正統派リゾート棟です。(サンセットウィングにもレストランはあります。)サンセットウィングからビーチフロントウィングへは屋内で移動できます。
こんな通路が繋がっており。
最後はキーをかざしてビーチフロントウィングに入ります。
こちらビーチフロントウィングのロビー。サンセットウィングのように目の前に海が見えるという構造にはなっていませんが、高級ホテルの雰囲気を醸し出すゴージャスなロビーです。
この時は、チェックイン時刻直後ですごく混雑していました。
夜になると人影もなくなり、大人のムードが漂います。
ロビーを出て建物を見るとこのホテルの大きさに圧倒されます。ビーチフロントウィングは背が高いのが特徴ですね。
ロビー前には噴水があり、石畳とともに高級感のある中庭になっています。(振り返るとプールです。)
全360室(スタンダード308室)の大型リゾートホテルであることがよくわかるビーチフロントウィングでした。
こちら↓が本家ハレクラニの宿泊棟。
やはり色使いとかたたずまいが似ていますよね。(2007年)
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オーキッドのプールは沖縄にも
ハレクラニと言えばオーキッドが大きく描かれたプールが有名です。そのオーキッドのマークは沖縄にも健在でした。このオーキッドのマークひとつでハワイ気分にもなれますよね。
一応、オーキッドのプールは温水のため、11月まで泳げるようです (営業期間は3月-10月)。一応泳いでいる人はいましたがごく少数。やはり温水にも限界あるため、かなり寒そうでした。特に水から出ると冷えますよね。この日は曇りだったため、特に寒かったに違いありません。気温は22~23度でした。
こちら↓が本家ハレクラニのプールです。(2007年)
見にくいですが、オーキッドのマークが見えますね。比べてみると沖縄の方がプールが広い気がしました。
館内には屋外プールが4か所あります。オーキッドプールがメイン、その他クワイエットプール(大人のみ)、キッズプール、オーシャンテラスプールです。
オーキッドプールは営業中でしたが、キッズプールは水が抜かれていました(営業は10月まで)。
オーキッドのプールを上から眺めてみました。
子供禁制のクワイエットプールもクローズしていました。
プールの夜景も綺麗です。誰もいませんのでデッキチェアに腰掛けてボーっとプールを眺めるのも贅沢な過ごし方ですね。
夜のプールってなんか好きです。
夜の方が断然オーキッドの模様が映えます。
プールサイドへ繋がる館内1階部分。緑が美しいです。
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レストランとお土産屋さん
ビーチフロントウィングにはメインレストランであるHouse without A Keyがあります。ハワイのハレクラニと同じ名前のレストランになっていて、何となくハワイ気分になれますよね。こちらはHouse without a Keyですが、もう一つKINGDOMというステーキハウスが併設されています。15時過ぎにフラっと立ち寄り夕食にとKINGDOMを予約しようと思ったところ、なんと21時まで空きナシ。House without a Keyも20時が最も早い予約時刻でした。と言うことで20時のHouse without a Keyを予約して部屋に戻りました。
訪れたのは11月の3連休でしたが、とても混雑していて行く前に予約しておけば良かったと後悔しました。繁忙期に行く場合は事前予約が必須かも知れません。
レストランの隣にはお土産屋さんがあります。そんなに大きなお土産屋さんではありませんが、ハレクラニらしい上品なものが売られています。
マスクが主力商品なんてリゾートらしくなくて嫌ですがこれもご時世。
宿泊客はタダでもらえる麻のバッグは2,200円で販売されています。この麻のバッグ、結構な数の人がチェックアウト時に持っています。ちょっとしたものを入れるのにちょうどいいんですよね。お土産買ったら少し荷物が増えちゃったってときにもとても重宝しますし。
お店の前にはハワイっぽい絵がディスプレイされて何だか本当にハワイにいるような気分にさせてくれます。オーキッドプールの夜景を見た後だったのでなおさらでした。
意外や意外、低級ホテルにしかランドリーはないと思っていましたが、ハレクラニにもありました。ちょっと長く滞在する人にはとても助かりますよね。洗濯のみで300円、良心的な価格です。
散策するのもとても楽しい
ハレクラニ沖縄はかなり広いホテルなんですが、歩き切れないほど広いかと言えばそんなこともありません。ホテルが丘陵地にできているせいもあって、サンセットウィングからビーチフロントウィングに降りていく道はカートが移動できるように、ヘヤピンカーブの連続になっています。
ヘヤピンカーブを降りるとラグーンみたいなところを発見。でも濁っていて泳げそうにはありません。
ヘアピンカーブを下りてきた道が右側。左側の階段を上がるとオーキッドのプールです。
奥から見るとホント大きい。
ビーチフロントウィングの夜景。少し寒く感じる夜に散歩するのもいいもんです。
ゲート前のロータリーにはイルミネーションに彩られた木がありました。
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ビーチに行ってみましょう
ハレクラニ沖縄にはもちろんプライベートビーチがあります。ビーチフロントウィングを出て右の方に歩いて行きます。
おおっ、見えてきました。
さすがに11月はCLOSEDですが、足をぴちゃぴちゃやるくらいならOKです。多分。
う~ん、きっと綺麗なビーチなんでしょうけど、曇り空じゃ映えませんねぇ。
曇りの日でも若干エメラルドグリーンに見えますので、晴れたら絶対に綺麗ですよね。
意外と狭いビーチかと思いきや、向こうの方までありそう。
こちら↓が本家ハレクラニのビーチです。
さすがにこの景観には負けます。ダイヤモンドヘッドが良すぎますね。でも、海は沖縄の方が綺麗かも知れません。
ビーチからホテル棟を望みます。
これ川?何やら人工的なところから流れてきていたので、ホテルで処理した水かな?
ビーチフロントウィングの一番端っこに泊まればビーチまでとても近いですが、サンセットウィングからはかなり遠いです。
ビーチの出入り口にはもちろんシャワーもありまして砂をしっかり落とせますのでご安心を。
大型ホテルの魅力
さて、ここまでホテル内の敷地を歩いて色々なところを見てきたわけですが、ハレクラニ沖縄は2019年にできた新しいホテルということもあって、どこを切り取っても本当に美しいです。かと言って古いホテルは汚いのかというと、これから歳を重ねるごとにまた味が出てくるというのが高級ホテルの特徴だと思ってますので、過ごしてきた年月に応じた味がこれから出てくるんでしょうね。先日宿泊したコテージタイプの完全プライベートな宿もそれはそれでいいんですが、大型ホテルも部屋だけではなく、敷地内を思う存分楽しめるという良さがあります。どちらがいいかというと一概には言えないと思いました。
朝、ビーチまで散歩する、プールサイドでカクテルや軽食を注文して寛ぐ、夜はオープンテラスのレストランで楽器の生演奏を聴きながらゆったりと食事をする。どれも大型ホテルの魅力です。
とにかくリゾートホテルはどんなタイプでも、そのホテルの特徴そのものを楽しむのがセオリー。特にどれがいいというおススメはない。そんな思いを強くしたハレクラニ沖縄への滞在だったと思います。
あ、最後にもう一度言っておきますが、この旅行は11月、もう冬になりかけの時に行った旅行、しかも2日間とも曇りですので、ベストシーズンのハレクラニ沖縄ではないことにご注意下さい。
晴れの日に行くだけでも、きっともっともっと美しくて、感動的な風景に出会えると思います。
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