航空正常化はワクチン証明が鍵?
ANAが国際線を復活させるために、PCR検査とかワクチン接種の証明のアプリを作って実証実験しているという話。以下の記事です。僕はどうしてもコロナが大病には思えず、「何故そこまでやらないといけないんだ?」と複雑な思いでいます。早く海外に行きたいとは思いますけど、これから国際線に乗るためには、PCR検査を受けてワクチンを接種しないといけないんでしょうか?特にワクチン、これからワクチン証明が海外渡航の必須条件になるんでしょうか?
今のコロナ問題って「毒を以て毒を制す」じゃないですけど、もう誰も「コロナは怖くない」と言えなくなってしまったものだから、「ワクチンを打てば怖くないです」と言うことにして、効果があるのかないのか、安全なのかどうかわからないものに頼ろうとしているだけに思えるんですよね。
(新型コロナを怖いものと考えることがまず毒で、その毒に対し、安全性に問題があるワクチンという毒を使って制するという意味。)
航空業界復活(特に国際線)のためには、こんな理不尽な考え方を受け入れる必要があるのか。いよいよワクチン証明などの議論が本格的にされ始めて、僕は航空業界のバカさ加減に危機感すら覚え始めました。困っているのはわかる。苦しいのはわかる。だけどそれをやって本当に大丈夫?と。
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新技術には必ず欠陥がある
世の中一般の考え方としてあるのが、コロナは怖くて、ワクチンは怖くない。
というものだと思うんですが、僕全く逆の考えに至っています。
コロナは怖くなくて、ワクチンは怖い。
(心のどこかで両方とも怖くないという思いはあります。)
少し補足すると僕は接種直後に起こるアナフィラキシーとかが怖いんじゃないです、人間に使用したことがない新ワクチンなので、数年後に何が起こるかわからないという点が怖いんですよ。
例えばアスベストだってフロンだって当初は画期的な物質だったけど、前者は発がん性だとか、後者はオゾン層の破壊とか、色々と問題になって今では使用されなくなっているじゃないですか。そういうリスクはないのか?ってことです。
飛行機でもそう。コメットという飛行機が出てきて、与圧されたキャビンで高空を飛べるようになった。でも謎の墜落事故が相次いだ。調べてみたら与圧による金属疲労が原因だった。画期的だった技術に穴が見つかったんです。
最近で言えば787のバッテリー事故がそう。電動化を進めた結果、高容量のバッテリーが必要になった。しかし謎の火災が発生。結局原因はわからず、今では燃えることを前提にして、他に燃え広がらない改修をして飛んでいます。
新技術には必ずと言っていいほど欠陥があるんですよ。
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ワクチンとコンピュータのプログラムを一緒にしたらいけませんが、急ごしらえのプログラムはバグだらけです。1年足らずで作った新型ワクチン安全なんですか?と。mRNAタイプとかウィルスベクタータイプとか言われているヤツです。
新型コロナウィルス自体に関しては、非常にマイナーなリスクをあたかもメジャーなリスクのように報道して不安を煽る一方で、ワクチンに関しては新型ワクチンであることの将来リスクについては一切目を瞑り、既存ワクチンでも起き得る接種直後の「わかり切った」リスクだけが報道されるわけです。
不安なのはそこじゃないと思います。議論が必要なのは、まだ起きたことがない将来におけるリスクです。少しずつ人体実験をして時間を掛けて検証して行けばいいんですけど、コロナワクチンについては、「今すぐに打て―」「国民全員が対象だー」みたいな感じですからね。
という点を議論しないで、ワクチン証明だけ作って国際線を正常化させるってのはちょっと拙速だななぁと。よっぽど、「コロナは怖いウィルスじゃありませんでした」と宣言してもらった方が気持ちがいいですよね。
なんてことは各国政府、各国企業、各国組織が「コロナの判断を見誤りました」と言うことになって責任問題に発展するので絶対にないだろうなぁと思います。
結局このまま「コロナは怖い。だからワクチンを!」という毒を以て毒を制すことしかできないんだろうなぁと何だか絶望にも近い気持ちになります。
いつもそうですけど、やっぱ考えすぎですかね?
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