増える地元ホテルへの宿泊
ネットサイトからのGotoトラベルの割引上限が一泊一人3,500円に制限されるという緊急事態が起きている今週末ですが、10月からのGotoトラベルの東京追加で加速度的に利用が広まってきましたね。それでも遠出は控えたいという人たちは東京の高級ホテルに泊まるとか、そんな楽しみ方をしているみたいです。東京都民ならさらに追加で割引が受けられる制度があるとかないとかで、名古屋に住む僕としては高級ホテルの多い東京が羨ましく思います。さて、僕も8月下旬、Gotoトラベルを使って地元名古屋のシティホテルとして最高級とされる名古屋マリオットアソシアに泊まってみたんですが、これがなかなか面白くてですね…。なかなか時間が足りずに書けなかったんですが、Gotoに東京が追加されたということもありますので、その時考えたことをまとめたいと思います。
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勉強代として超えられる壁
地元のホテルに泊まるとなると、「近くに家があるのに何故ホテルに泊まらないといけないのか」という心理的な壁を超えないといけないんですけど、実際泊ってみると地元のホテルに泊まることの大きな意義を見出すことができるんですよ。なのでその壁は「勉強代」として超えられます。結論から先に言うと、
地元のホテルにこそ泊まるべき
だと思います。
なので東京の人、に限らず日本中での人に言えることなんですが、せっかくなのでGotoトラベルを使って地元ホテルに泊まってみて欲しいと思うんです。
ちなみに。僕が泊まった名古屋マリオットアソシアホテルのルームチャージはGotoトラベルキャンペーンで通常1泊朝食付き2万円程度のところが約1万2千円。
勉強代として何とか出せる値段
でした。
同じ値段で25平米のスタンダードダブルと35平米のスタンダードツインがあるんですが、なるべく広い部屋がいいと思い、スタンダードツインを選んでみました。1万2千円なら、少しグレードの高いビジネスホテルと同等の値段です。地元でのプチ贅沢として、出せない値段ではないですよね。
東京のホテルはもう少し高いと思われますので、Gotoトラベル適用でも簡単には泊まれないかも知れませんが、そこはなんとか勉強代として払ってみて下さい。
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地元民が知らない景色がある
僕がマリオットに泊まって一番に驚いたことは部屋からの眺めでした。一般の名古屋人が普段「無料で」見ている上層階からの景色と言ったら、マリオット入口の15階か、隣のビルであるゲートタワーの15階にあるスタバ(日本一の高さにあるスタバ)くらいなんですよ。マリオット真向いのビルであるミッドランドスクエアの最上階(42階)は入場料が要るし、栄のテレビ塔だって入場料が要ります。無料で見られる都心の高層ビューと言ったら大体15階くらいしかないんです。(マリオットでもタワーズでも最上階のレストランに行けば景色は見られますけど、入場料以上にお金を払わないと無理なので、まぁ無料の範囲だと15階くらいという意味。)
僕が泊まったマリオットの宿泊階は44階。ジモティーとしては見たことのない名古屋の街並み広がっていました。夕焼けもすごく綺麗だったし夜景ももちろん綺麗。朝起きた時に見た景色も同じように感動的でした。朝昼晩と見える景色ってこんなに違うんだってことも大きな発見でした。
「そうか!名古屋に来てマリオットに泊まる人は、こんな素晴らしい景色を見ているのか」
と衝撃が走ったんです。名古屋人はケチだと言われているので、高層ビルにお金を出して登らないし、地元の高層ホテルになんて泊まりません。もちろん、高層ビル最上階のレストランになんかに行く機会もありません。なので地元の高層ビューなんて知りません。ということで、井の中蛙であったと少し恥ずかしい思いがしました。
もちろん地元民が見たことのない景色と言ったら必ずしも高層ビューとは限りません。ベイビューだったり、マウンテンビューだったり地域によって違うと思います。宿泊者ではないと見られないそのホテルの特徴的なビューがきっとあるはずです。
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自信を持って勧められるか
どこの地元にも国内からはもちろんのこと海外からもお客様が来ます。目的はビジネス、観光など様々ですけど、「今度そっちに行くんだけど、どこに泊まればいいかな?」という質問にはなかなか的確に答えることができません。とりあえず予算と立地条件を聞いて紹介するだけならできますが、「それ以上の情報を伝えられるか?」と言われると僕は確実にNOです。朝食は美味しいか、朝食には何がお勧めか、利便性はどうか、部屋の備品には何があるか、注意しないといけないことはあるか?など細かい点まで含めて訪問者に伝えられるかどうか。こればかりは全く自信がありません。
また、事前情報に伝える情報としてだけではなくて、滞在を終えて自分のところにやってきた人たちとどれだけそのホテルについて話ができるかも重要です。特にビジネスでは話題の引き出しは多い方がいいですからね。
特徴的な朝食について
個人的にはビジネスシーンでの雑談に、泊まっているホテルの朝食のことを話題にできれば結構盛り上がるだろうと感じました。泊まったマリオットでは「名古屋めし」に特化した朝食が提供されているので、日本国内からの訪問者はもちろんですけど、外国からの訪問者に対しても面白い話題が提供できると思ったんですよ。ケチャップの代わりに八丁味噌をかけるオムレツだったり、トーストが小倉トーストだったり、ミニミニひつまぶしがサイドディッシュとして付いてくるわけです。それらのものを朝食ルームサービスで食べられることを事前に伝えておけば、「例の朝食はどうだった?」なんて感じで、初対面でもすぐに打ち解けられる気がしたんです。相手が日本人でも外国人でも。
この件は、朝食に特徴のあるマリオットだけに当てはまる例かも知れませんが…。でも、何かしら特徴のあるサービスを知っておけば話題は自ずと増えますよね。
ただ、コロナの時期はあまりよろしくないかも知れません。
ということも含めて経験があればリアルに伝えることができるわけです。
部屋の備品について
また、実際に泊まってみると、このタイプの部屋にはパソコンで仕事ができるようなデスクとチェアがないとか、ビジネス上かなりクリティカルなことに気が付くんです。そのような部屋はビジネスシーンには向かないので、事前に「このルームタイプはダメだよ」などと伝えることだってできます。
対応する言語について
あと、対応している言語なども泊まってみないとわからないことだったりもしますよね。泊まったマリオットでは、部屋に備え付けのタブレットの対応言語は英語、中国語、韓国語でしたので、その言語を使用する外国人なら、母国語で説明が読めるのでとても安心です。
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利便性について
また、利便性についても、知っているつもりでいても実際に泊まってみると新しく気付くことも多いです。マリオットの例だと、コンビニが15階にあることは知っていますが、普段深夜には使わないため、そのコンビニが23時まで開いていることを知らなかったりするわけです。エレベータも幾つかあるうちのどこが早朝にも動いているのかとか、普通そんなことは知りません。そんな細かな情報が待ち合わせ等に影響することだてあるわけですよ。細かい情報を改めて仕入れることができるのが実際に泊まってみる価値だなぁと感じたわけです。
一度泊まっておけばメリットもデメリットも含め、自信を持って訪問者にそのホテルを勧められると感じた地元、名古屋マリオットアソシアへのステイでした。
できれば今のうちがおススメ
地元だからこそ泊まらない地元のホテルなんですが、Gotoトラベルキャンペーンで格安で泊まれるなら今のうちに泊まっておくべきだと思います。(この記事を出そうとしていた時に、ネットサイトからの一人一泊3,500円の上限制限が出来て非常に悔しいですが…。)上限金額変更の件にはこちらの記事がおススメ。
話は戻って。
特にビジネスシーンで色々なお客様を相手にする人には是非とも地元ホテルのハシゴを勧めたいです。僕もマリオットだけじゃなくて、最近できた名古屋プリンスホテルや、ゲートタワーホテル、老舗の名古屋観光ホテルとかにも泊まってみたいと思っています。
でも、いざ泊まるとなると「何故地元のホテルに、、、」なんてなりますよね。僕も上の方で「勉強代として」なんて書きましたが、やはりそのハードルは高いです。どうせ同じお金を使うなら、どこか遠くへ飛行機で行って泊まりたいですもんね。
しかしそこをなんとか…。泊まってみると絶対に新しい発見があると思いますので、これは是非とも今のうちにやっておくべきことだと思います。
どうかご参考まで。
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